こんにちは。
現代気功(氣幸)で、あなたの心と体を健康に、さらに、夢(ゴール)の実現まで応援する氣幸師のTakahiroです。
このブログでは、現代気功、クンダリーニヨガ、コーチング、食に関して、理解を深めていただけるような情報を発信しています。
今日は、前回の続き、
#3 思考が明瞭になり、認知機能が改善する
から再開します。
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糖質を止めると体に起こる変化
- 喜びや幸福感が戻ってくる
- 気分が良くなり、メンタルが整う
- 思考が明瞭になり、認知機能が改善する
- 見た目が若くなる
- 疲れにくくなる
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※前回の記事はこちらです。
それでは、始めます。
3. 思考が明瞭になり、認知機能が改善する
疲れてくると、甘いもの(糖質)を摂りたくなりますよね。
糖質は脳の活動や認知機能の向上に必要だと教えられてきました。
意識的に糖質制限しないと、日常生活で糖質過多になっています。
だから、疲れているからといって、糖質を摂る必要はないのです。
全く糖質を摂らなくても、「糖新生」という体内システムが働きます。
タンパク質などの糖質以外の物質から必要な量の糖質が合成・供給されるんです。
糖質を摂り過ぎることで、長期的に高血糖状態が続くと、正常なタンパク質が糖化によって変性した老化物質AGEsが発生します。
※老化物質AGEsの過去記事はこちらです。
AGEsは細胞の慢性的な炎症や酸化を引き起こします。
脳細胞・血管・神経細胞がダメージを受けると、認知機能低下、さらには、ボケや認知症を発症する可能性が高まります。
糖質制限をすることで、炎症や酸化の状況が改善されるので、認知機能の改善が期待できます。
一週間程度、糖質制限するだけで、頭の霧が晴れたかのように、思考がはっきりと明瞭になってきます。
4. 見た目が若くなる
一週間程度、糖質制限するだけで、見た目が若くなる効果を実感できると思います。
老化のメカニズム
①糖質過多の状態が続く
②タンパク質の糖化で、老化物質AGEsが発生
③AGEsによって、炎症や酸化が促進
④血管がダメージを受ける
⑤シミやしわなどの肌の劣化となって現れる
血管のダメージと肌の劣化
・肌の血流が悪化し、肌の栄養供給が不十分
・肌の血流が悪化し、肌の色やトーンが不均一
・肌のコラーゲンやエラスチンが損傷
(肌のたるみ、しわ、シミなどが進行)
糖質制限により、糖質過多の状態から脱します。
老化物質AGEs生成が抑制され、老化の悪循環から抜け出すことができます。
具体的には、タンパク質の酸化や炎症が治まってきます。
血管のダメージが修復されるので、肌の劣化が改善されてきます。
結果として、見た目が若々しくなります。
5. 疲れにくくなる
いつも身体が重だるく、疲れているのは糖質過多のせいかもしれません。
人類が現れた原始時代から400万年もの間、狩猟や採集の生活でした。
断続的な食事や食料不足にも見舞われていたといわれています。
現在のように、炭水化物(例:穀物や砂糖)が豊富な生活ではなかったようです。
そのため、糖質からの糖代謝ではなく、脂質からのケトン体代謝でエネルギーを生み出していました。
農耕が始まった新石器時代になった、せいぜい1万年ほど前から、安定して炭水化物を摂ることができるようになり、糖代謝になったといわれています。
長い人類史から見たら、糖代謝を利用しているのはごく最近なわけです。
ケトン体代謝は、糖代謝に比べて、エネルギー供給が安定しています。
安定しているがゆえに、身体に負荷がかからない。疲れにくいんです。
ケトン体代謝が疲れにくい理由
・糖質に頼らずにエネルギーを生産できるため、血糖値の急激な上昇や下降に伴うエネルギーの大きな変動(ピークとクラッシュ)が起こらずに、供給が安定
・脳へのエネルギー供給が安定するため、脳のパフォーマンスが向上、さらに、脳の疲労感が軽減
※脳の脳の主要なエネルギー源は糖質(ブドウ糖)といわれていますが、ケトン体も主要なエネルギー源です。
このように、メリットのあるケトン体代謝ですが、糖質が体内にたっぷりあると、糖代謝しか起こりません。
糖質制限により、糖質が足りなくなると、ケトン体代謝が起こります。
ケトン体代謝に切り替われば、疲れにくい身体に変わります。
今日も、最後まで、読んでくださいまして、どうもありがとうございました。
最後まで、読んでくださったお礼として、このページを見ながら、あなたの体や心の痛みを思い浮かべれば、それが軽減するようにしておきますね