一年遅れですが、公立高校の一般入試に挑戦したケー君。
親子で合否を確認しに行った結果・・・・・・ダメでしたぁ 
病気発覚前はA+の合格判定を貰っていた高校だったのですが、1年間の闘病生活によるブランクに、今年は倍率が1.9倍まで上がる異常事態でした。
（合否発表の前で泣き崩れている子が沢山いたなぁ）
維持療法も続けているため、退院してから勉強する時間も１日２~３時間程度、受ける前から何となくわかっていたけど、結局は学力不足で不合格となりました。
結果を見たケー君の反応
受験生お疲れ様
不合格になったのは残念でしたが、ケー君は退院してから出来る限り勉強を続けていたし、5時間の一般入試も最後まで受けることができました！
それにケー君には、病気になる前から・・・
ワタシ
学力はあくまで他人がケー君を評価するための ”一つ” の材料にすぎない。
と伝えていました。
- 辛い治療を乗り越えている子供たちは、みんな努力や辛抱が出来る評価すべき子供たち！
- 学力なんて関係ないさ！親としてケー君を誇りに思うよ！
なんて慰めの言葉を用意していたのですが、当の本人は落ち着いてて、親の方が合否掲示板の前でパニックになっていました 
ケー君の涙の理由
公立高校はダメだったけど、通信学校（通信だけど毎日スクーリング可能）は合格していたので、今年の4月からは晴れて高校に通うケー君。
治療期間含めて2年間の受験生という肩書を下ろして、ついに ”高校生” という肩書を得たことに安心しているのかと思っていました。
でも家に帰ると、ケー君が・・・
ケー君
ゴメン・・・
と一言つぶやいて涙を流し始めました。
ここぞとばかりに準備していた慰めの言葉をかけたのですが・・・
ケー君
4月から通信高校に行くからお金かかるやん？ヒーちゃん （妹）に好きなもの買ってあげられへん！
父・母
いや高校落ちて泣いてるんちゃうんかい！
妹大好きケー君は、どうやら妹に我慢をさせることが多くなると思い涙を流したようですが・・・
父・母
そもそも ヒーちゃん の、欲しいもの買ってあげてるのはケー君ちゃうやろ！
ケー君に吊られて涙を流していた我々ですが、夫婦でハモリながら絶妙なタイミングで突込みを入れることが出来たため3人で涙を流しながら大笑いをしました。
病気になる前は、ケー君の高校受験がこんな形で終わるとは夢にも思わなかったけど、今は無事に受験生を終えたケー君を素直に褒めてあげたい。
4月から高校生になるケー君、卒業まで無事に通えることを願うばかりです。
あとヒーちゃんには、これまで通り自由気ままにいていただけるように頑張ります
