2019年04月12日(金) 曇
東京: 最高気温 12.6℃ / 最低気温 7.5℃
一年半振りのトーハク常設展。
気になった作品を3点、紹介。
龍頭観音像
龍頭観音像 河鍋暁斎(1831~89)
『あまねく衆生を救うため、相手に応じて、三十三の詩型に変身する観世音菩薩のうちの龍に乗る龍頭観音を暁斎はしばしば描いている。』
観音さまの衣服の太目の線がいい感じ。
観音さまって男女どちらか分からないお顔立ちのものがおおいけど、暁斎の観音さまは男性っぽい顔立ち。
釈迦十六羅漢
な、なに?
このやたら化粧の厚い尼さん達は?
と、思ったら横山大観先生の作品でございました。
釈迦十六羅漢 横山大観(1868~1958) 絹本着色 明治44年(1911)
なんかお釈迦さまも現代のリッチなおじさま風。
こんな雰囲気の作品も描かれていたとは、吃驚。
三代目沢村宗十郎の大伴黒主(おおとものくろぬし)
三代目沢村宗十郎の大伴黒主(おおとものくろぬし) 東洲斎写楽 寛政6年(1794年)
写楽だ~。
浮世絵の展示の中でカッコ良さが際立っておりました。