2018年06月01日(金) 晴
今日はシネスイッチ銀座で、映画「モリのいる場所」を見てきました。
画家熊谷守一の晩年のとある夏の一日を描いた映画。
熊谷さんは97歳のご長寿でしたが、歳を取ってからの30年間(実際は20年だったらしい)は、家の敷地から一歩も出ずに、庭の木々や虫、池の魚、猫をずっと観察し、夜、絵を描いていたそうです。
熊谷の妻役の樹木希林さんがとても良かったです。
それにしても、樹木さんって、30台の半ばからずっ~っとおばあさん役しかしてない印象。
今は75歳になって、ようやくおばあさん役と年齢がマッチしてきた感じです。
演技も素晴らしいけど、樹木さんのプライベートのファッションがおしゃれでカッコいいなぁ~と思ってます。
センスが良くて、内田さんを放し飼いにして、しっかり生きてる生き様がカッコ良いですよね。
映画はゆったりと熊谷視線で蟻や木々を眺めながら、昭和のノスタルジーに浸れる作品でした。
今日はレディースディだったので料金は950円でした。
【私の熊谷作品、鑑賞の記録】
2016年02月11日(木)・・・「陽の死んだ日」(1928年)という作品が非常に印象深かった。
2016年04月15日(金)・・・豊島区要町の「熊谷守一美術館」を訪れる。
2017年12月22日(金)・・・国立近代美術館で開催された「没後40年 熊谷守一展」を観賞。
2018年06月01日(金)・・・映画「モリのいる場所」を見る。