塾長との面談
塾長との面談。ここの塾長はとってもコワイことで知られており、歯に衣着せぬ物言いでバンバン真実を言うそうです。泣いてしまう親もいるのだとか。。。わたしはこんな差し迫った時期だからこそ、本当のことを言われたいと思い、喜んで塾長のご意見を拝聴しました。まず、模擬テストについて。息子さんは成績うんぬんを語るレベルになっていない、と言われさっそくカウンターパンチが飛んできました(笑)。今までなにも勉強していなかったら遅れているのは当たり前。テスト中、まわりをきょろきょろみてどうしたらいいだろうか、という状態が息子さんでしたよと。はあぁぁ、まずいすねこれから受験までの4か月、本気で、死ぬ気でやらなければダメですよお母さん!と脅されました(笑)。子どもは素直ですから、やれば化ける可能性はあります。→というフォローも差し挟んでくれますでは何をやったらいいかというと、必要なところだけ選択すること!得意不得意にはもう目を向けない(驚)。これだけは何があってもやってください!というポイントを教わりました。それがまた、難易度が高くて親のレベルを問われるものばかり。子どもと綿密な時間が持てないわたしにはできない~唸りました。たぶん、しかめっ面で聞いていたわたしの表情に「わたしにはできませんっ!」という言葉が浮かんでいたのでしょう。塾長は微笑みながら「公立でもいいじゃないですか。ゆっくり中学受験すればいいんです。もしかすると小学校も途中編入試験で入れるかもしれませんから。」ということを仰います。そう見透かされるとムカッとくるのがわたしの性分で(笑)、いえ、なんとかします!とやる気発言をしてしまいました。ただし、やっていけるものなら(半分弱気)…という条件つきになるのが情けないですが。他の親子さんはどれだけ毎日毎日積み上げてきているか、をいろいろ聞かされ、そのたびにわたしがどれだけ高望みしているかをまじまじと知ることになります。あくまでも塾長は客観的事実を述べるだけ。親が試されている面談だなーーとつくづく重い気分になります。うちの場合、途中から始めたものの、今息子はそれなりに楽しんでがんばっている。わかる楽しみを知り、わたしはできる!の気持ちを伸ばしてあげたいという初期段階。しかし、わたしたちが嬉々としていても、実際の受験生とのギャップが問われるのです。親が日々どれだけ手をかけているかがバレます。小学校受験は親の受験というけど、本当にそうだなあと思います。ただ愛情をかけただけではダメですよ、というのが私立のサイン。塾長の仰るとおり、これから4か月、そんなに自分も子どもも大変なら、あきらめるなら今のうちかも!!と空を仰ぎ見そうになりました。でも、わたしはなんだか悔しくて、もう少しがんばろうと思います。普通に育って普通に暮らして、そういう子が受験して何が悪いんだろう?と疑問を持つからです。高校受験や大学受験と違って、小学校が面白いのはこどもと一緒に学ぶ楽しさがある、ということにあります。本当は、勉強は親もやってみると楽しいし、子どもだってわくわくすることがいっぱいある領域。本当は、親がしっかり教えなきゃいけないことも多くて欠けている躾に気付かされるし、今の時代では忘れてしまってる昔ながらの教えもいっぱいあります。子供と一緒にやれば発見も多いし、絆も深まります。もっと多くの人が体験してもいいのに!と思います。小学校受験がすべてだとは全く思いませんが、こういう形はあっていい。狭い世界で子育てが終わらないように。社会に出ても人の役に立つ大人になるために、たどり着くための方法の1つだとわたしは思います。なんてビッグマウスはほどほどに。バテなければいいけど、、、