彼「離婚は…おもちいるから。」
私「おもちいるからできない?」
彼「うん。」
私「でももしおもちがいなかったら離婚したい?」
彼「その方がななこも幸せだと思う。」
私「私を理由にしないで…」
彼「そうだね、離婚しようと言ってたと思う。」
ショックでした。
想像した事は何度もありましたが、りょうくんの口から言われると喪失感でいっぱいになりました。
私「つまりりょうくんはおもちがいなければ私と離婚したいって事だよね。」
彼「ななこの事は今も愛してるけど、俺達合わなすぎる。」
私「分かった。」
彼「分かったってそんなあっさり?」
私「りょうくんの気持ちは分かった。後はりょうくんが決める事だと思う。」
彼「ななこの気持ちは?」
私「嫌だっていう人に無理に何かをさせる事なんてできないんだよ。大人なんだもん。」
彼「ななこってこういう時まで冷静でドライなんだね。」
そんなわけないです。
泣かない様に必死に感情を抑えていただけです。
泣くのは卑怯だと思ったから。
私「…ショックだけど、りょうくんの気持ちは分かる。今回の事だけじゃないんでしょ。」
彼「ななこの事は好きなんだけど…俺もうひとり子供がほしい。」
私「うん。」
彼「言わない様にしてるけど、そういうのも不満で…」
私「そうだね。別にりょうくんの事を責める気持ちはないよ。仕方ないと思う。」
彼「でもおもちがいるから離婚という選択は俺の中になくて…仮に離婚したらおもちとはたまにしか会えなくなるだろうし、そんなのはやっぱり無理でさ。」
私とは離婚したいけど、おもちとは一緒にいたいから迷っているみたいでした。
でも幾らドライと言われた私でもおもちを奪われたら生きていけません。
おもちの事だけは絶対に譲れません。
私「私もおもちと離れて暮らすなんてできない。」
彼「分かってる。おもちからななこを離すような事はしたくないし、俺もおもちとは離れたくない。となると、やっぱり離婚はないね。」
だから離婚はしない?
りょうくんと離婚したくないですが、こんな決め方は良くないと思いました。
私だってこんな話を聞かされてどんな気持ちで結婚生活を続けていったらいいのか…
うっかり防止筆箱♡
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