前回の続きです。
キャンディでの宿泊はこちらのクイーンズホテル
デコレーションケーキみたいな白い外観は街のランドマークにもなっています。
イギリス統治時代の1895年に初の西洋式ホテルとして創業、
エリザベス女王も宿泊したという伝統的なコロニアルスタイルです。
クラシカルなロビーのかっこいいこと
大理石の床、白い壁と木製の階段が懐かしさを感じさせます。
高い天井には重厚なシャンデリアとゆったり回るファンが。
なんだか昔のヨーロッパ映画みたいですね~
イングリッド・バーグマンなんかが出てきそうです
おや、右奥に見えるのは…
そうです。何を隠そう、手動式エレベーター
まさかこんなのに出会えるとは…
思わずテンション上がりまくりで鼻息も荒くなります
エレベーターの金網を取り巻く形で階段が螺旋状に伸びています。
赤い絨毯、木製の手すり、アンティークデザインの大きな丸い鏡、
もう私の大好物ばかりです
2階のエレベーターホール。
黒光りする木の床と丸テーブルもいい感じだけど
壁際に置かれた祭壇みたいなドレッサーが素敵すぎる~
お部屋に通じる長い廊下に敷き詰められた絨毯の赤が
わずかに色褪せているのがまたいいのよね…
お部屋は特にゴージャスというわけではなくどちらかというと質素な感じ。
家具やインテリアは全てアンティーク。
床もベッドも木を多用した昔風のしつらえです。
これまたシンプルながら渋い作りのワードローブとドレッサー。
壁のあちこちには19世紀頃のホテルの写真が飾ってあります。
水回りなどはさすがに古さが目立ち現代風の快適さは望めませんが
この雰囲気ならそれは許す、といったところです。
宿にロマンを求めるか機能重視かは、まあ臨機応変でよろしく
ホテルは3階建てでお部屋は2階。
なぜか2階だけ白いおしゃれなバルコニーがあります。
右を見るとキャンディ湖の涼しげな水面が。
目の前には仏歯寺。
徒歩30秒という絶好のロケーションです。
左を見るとキャンディの市街が広がっています。
アジアンティックな建物にはピザハットが入っている様子ですね。
仏歯寺でのプージャー見学を終えて
今夜の夕食はホテルのレストランでいただきます。
外の回廊からもアクセスできる広々とした空間です。
白い壁と高い天井、優雅に廻るファン、アーチ型の内装も素敵
ビュッフェスタイルですがさすがにお料理はゴージャス
と言いながら細かい部分は忘れてて…
これ、何やったかなあ
これはわかってます
ポークとパイナップルのグリル・バーベキューソース添え、だと思う。
柔らかくてとっても美味しかったです
これはアレです。タンドリーチキンみたいなやつ
スパイスの効いたカレー風味のタレに漬け込んで炭火で焼いてますね。
見たとおり、ピリ辛で美味しかったです
これはお魚。サーモンみたいな感じでした
掛かっているのはコーン入りのホワイトソース。
まろやかな口当たりで美味しかったです
スリランカ風のカレーはもちろん各種揃っています。
葉野菜やら豆やら、基本的にはベジタリアン素材です。
サフランライスのピラフです。
南インド風のビリヤニにも近いです。
これ、誰にでも食べやすいお味で私もだ~い好き
おとぼけ顔のシェフ。
卵やソーセージを焼いてくれます
パスタやサラダ類もたくさんありすぎて写真は省略。
パンコーナーも充実していました
自分でカットするのって嬉しいけどちょっと緊張する~
コーヒー・紅茶のコーナー
スリランカの紅茶はさすがに美味しいです。
ただ、このスプーンの乱雑さは几帳面な日本人にはNG
さあ、いよいよデザートコーナーに突入です。
美味しそうなケーキやフルーツが並んでいます
右の大きな容器に入っていたのは…
プディングのようなムースのようなグニャグニャ系のスイーツ
左の可愛いピンクのスイーツは間違いなくムース。
あちこちのビュッフェで学習しました。
白いふわふわしたものはホイップクリームのようなムースのような…
まだ誰も手を付けていないホールケーキを発見
一番にカットするのは申し訳ないなあと思いつつ
浮き浮きとスプーンを入れてみると…
ガーン!中身はやっぱりムースでした。
頼むから小麦粉を使ってくれ~
ムース好き(?)のスリランカ人に呆れながらも
雰囲気のあるレストランでそれなりに優雅なディナーをいただきました。
食後は夜の街をぶらぶらしたのですが
開いているお店があまりなくてさっさとお部屋に帰ることに。
夜のクイーンズホテルは貴婦人のように凛とした姿を見せていました
160年前の佇まいを今に残しているクイーンズホテル。
もう1泊してみたかったなあ…
キャンディの街歩きもあまりできなかったので
また来ることがあれば今度はゆっくり滞在してみたいです
次回はキャンディからコロンボに向かいます。
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