日本の野球、審判の判定&リクエスト制度について思うこと。 | たっぷたっぷのブログ

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タップダンスシチーとの出会いから
競馬にはまりました

今年の夏の高校野球は履正社の優勝で幕を閉じました。試合の様子をあまりテレビで見ていませんでしたが、今年の大会で一番賞賛された試合をカミさんの実家に帰省している時にみました。

第3回戦の明石商対宇部鴻城戦。白熱した試合で延長戦に突入。10回裏明石商の攻撃の時に賞賛を受ける場面がありました。0アウト1塁の場面で続く選手が送りバント。投手前に転がり池村投手が2塁に送球。タイミングはアウトでしたが、私がテレビで見ていた感じでは「ショートの選手が地面にグローブでボールを押し付けて完全捕球できていなかったのでセーフだろう」と考えました。しかし判定はアウトでした。

プロ野球のように審判に抗議はできないので仕方ないなと思っていた瞬間、主審が塁審に集まるように声をかけて話し合いが始まりました。おそらく主審は完全捕球していないように見えたのでしょう。そこでバックネット裏の審判委員に電話で確認。その後、セーフに判定が変わり試合が再開されました。

このようなシーンを高校野球で見たことはなかったので驚きましたびっくり。プロ野球のようなリクエスト制度を導入する必要はないですが、審判員自ら判定が難しいプレーは本部審判委員の助言を求めてより正しい判定を行うのは今後もやって欲しいです。

私は会社の野球チームで10年間草野球でプレーしていました。地元の大会では審判を雇うお金が無いので、次の試合のチームから2名ずつ審判を出して試合を行なっていました。素人が審判をするためある程度の知識が必要となり、大会毎に審判員の資格を持っている方から審判講習会で指導を受け、判定する時の動きや判定する時の心構えを教えてもらいました。

野球をテレビでしか見たことのない方は、審判はただボーっと立って「アウト、セーフ」と判定しているだけと思うかも知れませんが、実は見やすい位置に移動してより正確な判定ができるようにしています。例えばランナーなしで打者がサードゴロを打った時は、1塁塁審は三塁手が1塁に送球する直線に対して90度の位置に移動します。理由は打者が1塁ベースを踏むのと一塁手が三塁手からの送球を完全捕球するのとどっちが早いかを見やすい位置だからです(他にも走ってきた打者を邪魔しない、それた送球に当たらないためもあります)。
このように審判は常に技術の向上に努め、いい試合にしようと一生懸命試合に臨んでいますので、誤審したと審判を責めるのはやめて欲しいです(明らかな誤審を繰り返すレベルが低い審判は除く)。

日本プロ野球にも「リクエスト制度」が導入され1塁の際どい判定が覆るケースがあります。今年数回球場で生観戦する機会がありましたが、リクエストで判定が覆った時に審判をヤジる人がいて怒りを感じました💢。「だったらヤジっているあなた。ヤジった1塁塁審になった時に100%正しい判定ができるのですか?」と。

先程サードゴロの時に1塁塁審が移動することを説明しましたが、ではどのように判定するのか?私が教えてもらった方法は「1塁ベースを凝視して、一塁手がベースに触れているかと打者が1塁ベースに触れる瞬間を確認してください」打者が1塁ベースを踏むのと一塁手が送球を完全捕球するのとどっちが早いかは、目では1塁ベースしか確認できない(送球の捕球を同時にみるのは難しい)ので、タイミングは耳で判断してください」「一塁手が完全捕球したかどうかの確認は、どちらが早いを確認した後で良いです」でした。

プロの審判員がどのように判定しているかは分かりません。動体視力が優秀な方は同時にみることが出来ると思いますが難しいでしょう。なぜならプロの審判員でもリクエスト制度で判定が覆ることがあるから。よってどんな優秀な審判も判定を間違えることもあると広い心を持って野球を楽しみましょう。リクエスト制度で正解な判定ができるようになったのですから。

最後に審判の方々に感謝申し上げます。毎試合楽しい試合になるように審判技術の向上に励み、3時間以上の試合で正確な判定を心がけていると思います。今後もよろしくお願いします。野球を愛する者より⚾️。

審判の技術を知りたい方は以下の動画があるので参考になると思います。こんなに覚えないといけないの?と驚かれるかもしれません。




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