石垣港でこれを書いています。
こちらはシャツ一枚、気温23℃。
夕方の港には、離島からの船が
次々と帰ってくる。時々、雨が降り
だけど遠くの空は晴れている。
ヤシの木が東の風に揺れている。
11月も素敵なライブばかりだった。
来場して下さった皆様に感謝感激!
11月1日には大学のジャズ・ポップス分野の
教員が勢揃いで演奏するコンサートがあった。
普段は「先生」だけど、ステージに上がると
誰もが超達人のミュージシャン。スタンダード
ジャズからオリジナルジャズ、フュージョン、
ポップスまで。多彩な分野のセッションは
聴き応えのある内容でした。僕はいつもの通り
清水義文(Gt)坪口昌恭(Key)各先生方々と
演奏しました。坪口先生とは二人で、大学の
放課後風景を歌ったこんな曲を演奏しました。
「練習室の丸い窓」
練習室の丸い窓
放課後に聞こえてくるのは
ピアノ フルート トロンボーン ビオラ
バイオリン チューバ トランペット オーボエ
練習室の丸い窓
今夜も誰か歌ってる
ソプラノ アルト バリトン テノール
魔笛 カルメン フィガロ ドンジョバンニ
いつか君の声が 大劇場に響き渡り
君のティンパニーが 高らかに轟くだろう
夢は夢のままじゃいられない
君は いまの君のままではいられない
練習室の並んでる
長い廊下の突き当たり
ドラムキット サキソフォン
ウッドベース ブルース
スタンダード バラード 彼女のつぶやき
ヴォーカル オリジナル 重なるハーモニー
いつか君の声が 武道館に響き渡り
黒いレスポールが アリーナを切り裂くだろう
夢は夢のままじゃいられない
君は いまの君のままではいられない
鳥は飛ばずにはいられない
花は咲かずにはいられない
君は君のままでいられない
同じ場所に同じようにはいられない
いつか君の声が 大劇場に響き渡り
君のティンパニーが 高らかに轟くだろう
いつか君の声が 武道館に響き渡り
黒いレスポールが アリーナを切り裂くだろう
夢は夢のままじゃいられない
君は いまの君のままではいられない
(Words & Music by Daishi Kataoka)
11月18日(土)には
今年いっぱいで閉店が決まっている
新宿JAMにて、僕の大好きなバンド
「膀胱チョップ」のイベントに呼ばれてきた。
新宿JAMは、何度も観に行ったことはあるけど
演奏するのはこの夜が初めて、そして最後。
37年間の歴史を持つ老舗ライブハウスの階段を
降りていくと、懐かしい風景が広がっていた。
廃屋のような階段、落書きだらけの楽屋
薄暗いフロア天井の低いステージと、
爆音を放つスピーカー、灰皿とビール。
この夜の出演者は素晴らしかった。
さすが新宿JAMの常連組。
「覚悟が決まってる」ロックの爆音は
心地よく痛快だった。アイディアの斬新な
バンドも多かった。なかでもジャックバドラ
それからVM5の二組は凄まじい完成度だった。
新月灯花のロックンロールも魅力的だった。
だけどこの夜の主役は膀胱チョップ。
名前で判断しちゃいけない。音楽は自由だ。
表現の可能性、或は真のアーティストの
到達は常識の物差しで計ることはできない。
この夜の頂点はやはり彼女達のものだった。

僕は完成したばかりの新しい歌を、
彼女達に、新宿JAMに捧げました。
初演がこの夜でよかった。JAMの店長さんの
興味深いインタビューを見つけた。
こちらです。
その翌日も新宿だった。
新宿SACT!は一年ぶりの出演だったから
とても楽しみにしていた。
バーゲンズというデュオのカラフルな楽曲に
目から鱗が数枚落ちた。また聴きたいなー。
そして石垣島に来ています。
僕には、普段は会えないけれど、
いつだって杯を分けた兄弟だと言える
シンガーソングライターがふたりいる。
伊良皆誠とのライブは記憶が正しければ
12年ぶり。再会は何年ぶりだっただろう。
僕らは出逢ってから、
いいときも悪いときもほとんどすべてを
共有した時期があった。お互いのさまざまを
兄弟のように分け合った。だから、いつも
心のどこかには誠がいて、彼は穏やかな
島の言葉で僕を励ましてくれている。
夢みたいに楽しい音楽の夜だった。
石垣島の繁華街、美崎町にある
「ぬまっちばー」はオールディーズの
ライブ小屋。ハジメ(宮良肇/Gt)と
ヒデオ(喜舎場英雄/Gt)との再会に喜び、
具志堅陽子(Vo)さんの歌声も聴けて、
そして伊良皆誠の歌声を久しぶりに聴けて。
僕はというと、
空になるとすぐに注ぎ足される島酒グラスを
片手にすごく上機嫌に歌っていたと思う。
この12年の月日を埋めるようにして
誠に聴かせたかった曲を選んで歌った。
真夜中にコットンクラブに行ってみた。
タクシーに乗ったら数百メートルで
降ろされた。懐かしいドアを開けると
あの頃と同じ笑顔でマスターが迎えてくれた。
そこに末吉ヒロトがいた。ヒロトとは
生熊朗との沖縄北谷セッションで一緒だった。
翌日の石垣音楽フェスに、宮沢和史さんの
バンドで出演するという。ヒデオもいた。
ギター弾きのナオもやってきた。島では
25時をまわらないと面子が揃わないらしい。
グラスの氷の溶けるままに夜は更けて…。
おまけ。
石垣島酔いどれ日記。
石垣島での楽しみは八重山そばです。
(ラーメン好きは、沖縄そばも好き)
牛も豚も海鮮も豊富な石垣島では
お店によって出汁の取り方が違います。
こちらは「ふるさと食堂」のアーサそば。
岩海苔を贅沢に使ってますねー。美味!
石垣島の天ぷらは、
衣が厚くってふわふわしてる。
天ぷらというよりはフリッターって感じ。
これは東京では食べられないんだよね。
公設市場近くの「与那国売店」という店で
美味しい天ぷらを出してもらった。
オオタニワタリという野菜や、与那国の
サクナ(長命草)の葉っぱの天ぷらとかね。
島の人たちは
「みんなどっかで繋がってて」
「まったくの知り合いではないって」
「そんなことはほとんどないですねー」と
ヒデオが言う。なるほど「たかしの店」に
訪れると友達の友達はみんな友達だった。
まずはシイラとイカの刺身で乾杯。
シイラは魚暑(鱪)と書く。
それなのに何故か沖縄の冬場のお刺身。
これをコーレグース(島唐辛子の泡盛漬汁)に
浸して頂く。辛美味い。酒呑みにはたまらん。
これは「ギーラとうふ刺身」。
ギーラとはシャコ貝のことで、その肝部分。
希少な珍味として島人に愛されている。
味はもう磯!海!そのもの!牡蠣や海鼠を
さらに濃くした海のゼリー。泡盛に合う!
島の居酒屋のメニューは専門用語ばかり。
島人に訊かないとぜんぜん判らない。
ピタロウってなんだろうか...。
大トリはマチ(オオクチハマ鯛)の香焼き。
居酒屋にして、こんな本格イタリアンまで
出てくるのが島の奥深さ。淡白なマチが
メインディッシュ級のご馳走に。美味しい!
さて。東京との気温差は10℃以上。
だけどビタミン補給は万端。
これで年末まで駆け抜けることができる。
来年もまた行けますように!
石垣島のみんな!ありがとうね!





























































































































































