トルコタイル個展を昭和レトロ建築で in銀座 奥野ビル | *tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

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何度も「おかわり」したくなる国トルコ。
勢い余って移住し、ゆるく激しいイスタンブール暮らしを堪能。満腹帰国後も、つまみ食いトルコ活動継続中!

イスタンブール暮らしを通してお世話になった

アトリエ・チニチニのおふたり。

 

現在は帰国し、千葉県我孫子のアトリエで

トルコタイル絵付け教室と

イーネオヤ教室をされている有美子さんから

個展のご案内をいただき先週末は銀座へ!

 

 
 
有美子さんの在廊日を確認せずに行ってしまい
直接お会いすることはできなかったけど
 
ギャラリーのオーナーさんから
作品に纏わるお話を伺うことができ
トルコでの思い出話を聞いていただいたり
 
有美子さんの個性が溢れる
トルコタイルの世界をたっぷりと堪能。
 
 

 

 

 

 

 
 
私がまだトルコに住む前、
色々な国を旅することを目標にしていた頃
 
「将来はブーゲンビリアが咲き誇る家に住み、
外壁には世界各地から持ち帰ったタイルを
埋め込んで彩りたい!」
 
だなんて夢を抱いていたりして
トルコを旅した際にも
もれなくトルコタイルに魅了されていた。
 
そんなわけで、その当時から
アトリエ・チニチニinイスタンブールの存在は
チェックしていて←
 
いつかトルコタイル絵付け教室に行きたい!
と思いを馳せていた。
 
その数年後、実際に住み始め
怒涛の1年目を終えて落ち着いたころ
満を持して体験教室への参加を果たした。
 
体験してみて分かったのは
私は作るよりも愛でる方が向いている。
ということ。笑
 
我ながらセンスがなくて驚いた。
 
それでもやっぱり、トルコタイルは大好き。
 
トルコにいると
モスクや歴史的建造物だけでなく
日常の中で身近にトルコタイルがあるけど
 
東京暮らしでは触れる機会がないので
有美子さんの作品を通してトルコを懐かしみ
トルコタイル愛を再認識した。
 
 

 

 

個展が開催されている奥野ビルは
1932年...つまりは築93年?!の歴史があり
昭和レトロ建築としても有名な場所。
 
最近ちょうど
ドラマ『名建築で昼食を』シリーズを観て
こういう休日の過ごし方いいなー!
と思っていたので、まさに!であった。
 
そもそもは高級アパートだったとのことで
民間の住居ビルとしては
日本初のエレベーター付き!だったらしい。
 

 

 

そのエレベーターに乗ってみたところ
扉が二重構造になっていて
内扉を閉めないと動かないシステムであった。
 
行き先は1か所しか押せないようで
同乗した外国人は、希望階を押せずに
私たちと同じ階で降りるハメになっていた。
 
 
 
手すりの木の艶や、床の塗装剥がれやゆがみに
歴史を感じるー。萌

 

 

 
消火栓の箱!木製!!萌

 

 

 
 
チラリズムな世界がたまりません。

 

 

 

 
細部まで魅入っちゃうよねー。
 
 
トルコでのご縁が、素敵な場所へと運んでくれ
建築探訪も大満喫!
 
イスタンブール暮らしを通して
多くの日本人の方々と出会ったけれど、
チニチニの立子さんと有美子さんは
心から尊敬する存在。
 
学びたいこと(伝統芸術の装飾タイル)が
トルコにあるから渡土をして

まずは語学をしっかり身に付けてから
現地の大学でタイルのことを学び

雇われる身としてではなく
自分たちの場を作り、仕事へと繋げ
さらにはライフワークにまで広げている。
 
おふたりとも物腰が柔らかくて
穏やかで控えめな印象だけれども
 
強くて太い芯がしっかりとあって
同時にしなやかさも持ち合わせていて

すごいなー、かっこいいなー!!

と、お会いするたびに思っていました。


イスタンブールという街は

外国人女性が単身で生き抜くには

多くのハードルがある場所だと思うから。

 

おふたりにとってのトルコタイルのように

私にもトルコとの縁を強く繋ぐ何かがあれば

ひとりでも長い間トルコに住むことが

出来たのかもしれない。

 

そんなことを思いながら帰国し

日本で暮らす道を選んだわけだけど

 

トルコでの出逢いや経験が財産となり

今もこうしてご縁が続いている。

 

どこで暮らすか、ということ以上に

大切なものを得たのだなーと思う

寒波襲来でいと寒し!な夜。

 

 

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久しぶりにブログ書いたけど

我ながら、相変わらず長い!!笑


「ホントずっと喋ってるよね」って

日頃から言われているけど、

文章もずっと書いていられるなぁー。と

改めて思った。