初めてのメルハバ旅も終盤に差し掛かり
大都会イスタンブールの喧騒にも慣れ
いよいよエンジンかかってきたよっ!
今回も初トルコ旅行がゆえの勘違い
15年前がゆえの若気の至りを含め
まるっとお楽しみください。
2009年7月18日(土)
今日も晴天。
ホテル屋上で朝食摂ってると
昨日の日本人LOVEおじちゃんがやってくる。
本日のプラン
“イスタンブールの原宿
おっしゃータウン、オルタキョイに行き隊!”
おじちゃんにそう伝えると、色々教えてくれた。
・オルタキョイには、トラム→バスを乗り継いで行くのがよい
・オルタキョイ名物、クンピルを食すべし
・帰りはバスで、イスタンブールの銀座、イスティクラール通りに寄るとよい
・世界最短の地下鉄テュネルにも乗ってみるとよい
本日のスケジュール、イメトレばっちしっすぅ!
寝て起きたらすっかり
大都会イスタンブールに馴染んでいた私。
東京生まれ東京育ちの血のおかげかしら。
というわけで、笑顔解禁!
通りすがりに声掛けてくる人々にも
笑顔であいさつ。きもちーよーぃ。
やっぱり旅は
ジモティーとの交流が大事なポイントよね。
昨日は完全スルーだった
ホテル付近のお店にも興味を示す。
ホテルから徒歩10秒の
可愛らしいお土産屋さんに入ってみる。
ランプにキャンドルにパシュミナに。
可愛いのがたくさーん!
片っ端から価格をチェックし
また明日戻ってくるとお店のお兄さんに約束。
買うのは
市場価格をチェックしてからじゃないとね。
ホテル近くの大通りから路面電車トラムに乗り
海サイド、カバタシュへ。
ここからバスに乗って行くよ~。
もちろんどのバスに乗ればいいか
わからないので、即、聞く!!
わからないときはムダに悩まず、即、聞く!!
トルコに来て、初バスだーい。
車内には運転手さんともうひとり
係員さんがいる。
「オルタキョイ、停まる??」
係員のおじさんにも再度確認。
こうしておけば
オルタキョイに着いたら教えてくれるでしょ~。
ぬかりナシ子ちゃん。
週末のオルタキョイは、
たくさんの露店が出ているの。
洋服やアクセサリーやガラクタや・・・
いろんなお店があって賑わってたよ。
露店を通り過ぎると、そこにはミーウー。
お台場のレイボーブリッジならぬ
オルタキョイのボスポラス大橋もすぐそこ。
ミーウーを眺められる広場には
たくさんのカフェ&レストラン。
オルタキョイに来ただけで
既に疲れた私たちは早速カフェでcay休憩。
きれいな海を眺めつつ、ほっこりcayを飲みつつ
日本のみなさまへラヴレターを書きつつ。
癒されるぅ~なんて思っていても
相変わらず放っておいてくれないトルコ人。
店員のおにーさんにデートに誘われ
断ったのに、cayのお替りをご馳走になり。
ラッキィー。
おいしいトコ取りだけさせていただき
カフェを出る。
ホテルのおじちゃんにオススメいただいた
クンピル食べるよー。
7・8軒ズラーッと並ぶクンピルの屋台。
正直、どこも同じに見える・・・し
きっと味も変わらないんだと思う。
だからみんな
お客さんの気を惹くのに必死なの。
私たちは、ファミリー経営っぽい
屋台をチョイス。
クンピルってのは
蒸したジャガイモにバターとチーズを練りこみ
ソーセージ・オリーブ・コーン・紫キャベツの
酢漬けetc・・・これでもかっ!!と
トッピングしたもので、激ウマなのよー。
すっかり気に入っちゃった。
オルタキョイを満喫し
今度は銀座に向かうわよー。
相変わらず
どのバスに乗るべしか分からずな私は
相変わらず
近くにいた優しそうな人に声を掛ける。
「タクスィムに行きたいの!」
教えてもらうのに必死で後ろにいた
いそに言われて初めて気付いたけど・・・
私が声掛けたの
超イケメン2人組だったわよ!!!!!
とぉーっても優しく教えてくれて
しかも彼らも同じバスで。
いそとふたり、超ムフムフだったわよー。
あまりにもイケメン過ぎて
一緒に写真撮ってもらう勇気なかったわよー。
だもんで
いそってば、彼らの後姿のみを激写(笑)。
全くかっこよさが伝わってこないー。
ザンネン。
私たちの中では
今回のトルコ旅で出逢った(通りすがりも含め)
トルコ人の中でNo.1イケメンだったわよー。
イスタンブールの銀座
イスティクラール通りを闊歩し
ショッピングなんかもしちゃって。
お洋服屋さんに入ると
全く見るペースの合わないわたしたち。
ま、お互い軽くイラッとしたわよね。
いそ的には、おっせーよ!だし
わたし的には、ゆっくり見させてよ!だし。
結局、お互いオカイモノできたから
結果的によかったけどね。
1Kmくらいの通りを
ショッピングしたりケバブ食べたり
ジェラート食べたりしながら歩いてく。
てゆーか、いい加減歩き疲れたけど
うわさの世界最短の地下鉄の駅はどこよ!
ってなり、地図とにらめっこして探す。
130年以上前に造られた
ヨーロッパ最古の地下鉄テュネル。
そして世界一短い運行時間・・・約3分!
で、どこに辿り着いたかというと。
釣り人多数・サバサンド地帯の橋のとこ。
な~んとなぁ~くぅ~
ホテルの方を目指しつつ、ぶらぶら散策。
散策2日目になると
脳内に地図もインプットされていて
目指す方向に進める。
気付けば最終夜。最後の晩餐じゃないか。
レストラン選びにも気合いが入る。
メニューはどこもそんな変わりない。
いそが目をつけたのは
どの店にもあるEfesビールの価格。
Efesの価格が安いとこにしよう!
ということで、数軒まわる。
いちばん安かったお店で
決めようかどうか・・・って思ってたら
お店のお兄さんが
Efesを更に安くしてくれるというので♪
文句なしの大決定!
ゆったりソファ席で
おいしいお酒と料理にご満悦なふたり。
すっかり緊張感も抜け
リラーックスして最後の晩餐をenjoy。
なにかと会話に加わってくる
店員のお兄さんの相手もしつつ
大量の画像をスライドショー。
あぁ・・・トルコ、最高に楽しかったなぁ。
いろんなとこ行ったし
いろんなのりもの乗ったし
いろんな人に出逢ったし
いろんなもの食べて飲んで。
あっ!!!!!
そいえばラキ飲んでない。
(私たち、ずっとラキって呼んでたけど
正しくはラクって呼ぶみたい。)
ラクはトルコの国民酒。
ま、強烈に強いお酒。テキーラみたいなもん?
無色透明なお酒に水を加えると・・・
あら不思議、カルピスのように白く濁るのね。
ひとくち飲んで・・・!!!!!つよーっ。
でも、やっぱお酒好きは
なんだかんだで飲んじゃうんだけど。
ラクと一緒にお水も出されるんだけど
飲み方としては
「1ラク→1ウォーター」と
ひとくちずつ飲んで行くらしい。
それくらい強いのです。
『水タバコ吸えてcayも飲めるお店に
行こうよ~!』と、店員のお兄さんから受けた
お誘いを何度となくスルーしていたものの
めげないね~トルコ人は。
強ーいお酒も飲んで
すっかり気が大きくなっていた私たち。
最終的には、お兄さん悪い人じゃなさそうだし
行ってみるか!ということに。
おもむろに
いそがメモに、絵と英語を書きかき。
お兄さんに突きつける。
何かと思いきや・・・
「No kiss! No Touch‼︎ (イラスト付)」
お兄さん、爆笑!
『おまえらこそ、おれに触るなよ!』
くらいのこと言われたよ(笑)
ついでに私の手のひらにも、いそが書きかき。
地球の歩き方に載っている
旅のトルコ語~困ったとき~編。
「触るな!この変態!」 と 「この嘘つき!」
「いざって時には、これ叫ぶのよっ!!!!!」
と、いそ。
いその行動自体もウケるけど
そもそも地球の歩き方にこんなことが
書いてあることがおかしくて仕方ない~。
残念ながら、私の手に書いてくれた文字は
お店に着くまでに消えてしまい
活用できませんでした。
『彼女はクレイジーだよ』
お兄さんは、私にこっそりそう言っていたよ。
大都会イスタンブールらしい夜遊びをして
長い1日は幕を降ろしました。
そしてこの日も
ベットメイクを崩さずに朝を迎える。