いにしえのmixi日記より発掘された
トルコ初上陸時の旅行記をお届けシリーズ
後半戦参りまーす!
前回はこちら↓
今回はパムッカレ散策から
イスタンブール上陸までの珍道中。
15年前のイチ旅行者の記録
誤認識、誤情報、若気の至り込みで
お付き合いくださいませー。
2009年7月16日(金)
実はプールやSPAもあった、このホテル。
フロント・レストラン・部屋しか行かぬまま
早くもチェックアウトのお時間。
近くのホテルに泊まってたメフィが
お迎えに来てくれ、お出掛け。
本来なら今日は、夕方までOFFなメフィ。
私たちと行動を供にする義務はないの。
でも前夜の別れ際
私たちがまるで当たり前のように
「メフ、明日連れてってくれるんでしょ?
何時待ち合わせ??」
なーんて言ったもんだから、同伴するハメに。
まずは腹ごしらえ。
ランチ処を探しつつ、街をぶらぶら。
そいやぁトルコアイス食べてないね。
ってことで、メフィがごちそうしてくれた。
グルグル丸焼きチキンが回ってるのをみて
ランチはチキンを希望。
メフがナイスくつろぎ店に連れてってくれたよ。
昼間からEfesビールにチキンに。
贅沢タイムだぁ。
ランチタイムには、兵役の話題に。
トルコは今でも兵役があるんだって。
宗教の信仰の仕方が自由な国なのに
兵役が義務づけられてるって、なんだか意外。
メフはまだ行ってなくて、これからなんだって。
メフ曰く
「ワタシ、頭イイカラ、兵役ミジカイ
ダイジウョブ。
ワタシノ弟、頭ヨクナイカラ、ナガイネ。」
日本語で伝えようとすると
なんとも、どストレートな表現に
なってしまったんだろうね。
きっと私が一生懸命しゃべってる英語も
ネイティブが聞いたら
変な言い回しなんだろうな。
メフが言ったことを解説すると・・・
トルコ的兵役は15ヶ月。
でも大卒だと、ちょっと短めで12ヶ月。
しかも大卒だと、肉体労働ではなく
頭を使うお仕事?に就けるらしく
待遇が違うらしい。
一緒に日本語で盛り上がれるメフィも
やっぱ育った文化が違うお国の人なんだなぁ
と思ったよ。
いつ行くのか知らないけど
無事に兵役期間を終えられるよう願っているよ。
お腹もいっぱいになり一路、世界遺産!
ヒエラポリス遺跡&パムッカレ石灰棚へ。
今回の旅の計画を立てていた頃
2or3都市どっちのツアーにするか悩んでいて。
私は、移動ばっかで忙しないのが嫌だったから
カッパドキア&イスタンブールの2都市を
希望してたんだけど。
なぜかって、パムッカレの石灰棚
昔はその世界遺産の中で泳げたらしいんだけど
開発ラッシュの勢いのせいで
温泉が涸れてきちゃったんだって。
なので、今では一部分にしか入ることが出来ず
足湯程度だっていうもんだから。
でも、いそちゃんは
どーしてもパムッカレにも行きたい!
とのことで、結局3都市にしたのね。
パムッカレに行ってなければ
メフィとの楽しい時間もなかったわけで。
結果的に3都市にして良かったな。
(世界遺産に感動した!という理由ではない)
でも、石灰棚、思ってた以上に
温泉も湧き出てたし、美しかった♪
メフィが言ってたけど
ヨーロッパ人の観光客は
老若男女みんな水着姿でenjoyしてるけど
君たち日本人は
洋服が濡れないよう気を遣いながら観光する。
こういう場所で水着姿にはならない
日本人独特の“恥じらい”というものが
最高だよね~と。
確かに。
プールでも海でもないこの場所で
水着姿になるのには抵抗がある。
しかも欧米の方々は水着姿で
ヒエラポリス遺跡の方までウロチョロしてるし。
進みが遅い、いそ。
メフの『イキマスヨ』の言葉にも
「えぇ~、もうちょっとぉ~」とグズる。
今日は夕方、イスタンブールに
向かわなければならないので時間が無い。
そういったこと、お構いなし派。
メフ&たぴが先に進んでいても
一向にやってこない、いそ。
「大丈夫。そのうち着いてくるから
放っておけばいいよ。」
と私が言うものの、メフはイライラ(笑)
なのでメフィにイイコト教えてあげたよ。
「今度、日本人のお客さんと一緒になったとき
時間通りに動いてくれなかったら
『時間ニ限リガゴザイマス』って言うんだよ」
世界弾丸トラベラーの決まり文句ね。
夕方、メフィとのお別れ。
なんだか寂しい。。。
走り去る車に手を振る、たぴ&いそ。
・・・全く反応なしなメフ。
なによ、随分とあっさりしてるわねぇアンタ。
ま!毎日がsay Hello & Good-bye な
お仕事だしね。
そんなメフィとは
帰国後もメールのやりとりをしていて
“tapi-chan
nihongo no sensei-chan
shite kudasai.”
というわけで
ローマ字打ちで日本語の先生してます。
ホテルに荷物を取りに行き
イスタンブールへ移動すべくデニズリ空港へ。
同じホテルに滞在してた日本人2人と一緒に
運転手さんが空港へ連れてってくれる。
一緒になった日本人、ふたりともfrom東京。
会社の先輩・後輩で男ふたり旅だそうな。
かわいそうなことに
後輩くん(電波少年のチューヤン似)の方が
何かの食べ物にあたったらしく、超体調不良。
お腹の調子に波があるらしく
元気になったり辛そうだったり変化が急。
デニズリ空港に着いてからも
3時間くらい時間があったので
みんなでcafeで腹ごしらえ。
全く英語の通じない店員さん。
チューヤンのお腹に優しいものを!と思って
イロイロ聞いてみたんだけど
トルコ語の壁は高かった・・・。
結局チューヤンは、チャイしか飲めず。
なんでもこのふたり、旅の目的は
“旅中で出会った日本人女子と仲良くなる”
だったそうで
記念写真を申し込まれました(笑)。
残念ながら、私たちの旅の目的は
“旅中で出会ったトルコ人と仲良くなる”
だったもので
遠慮がちなノリの日本人男子には興味薄めで
記念撮影止まりなのでした。
初日に降り立って以来の、イスタンブール。
カッパドキア→パムッカレと
スローライフ地帯を旅してきた私たちには
大都会に感じられる。
ワルな匂いがするわっ。気をつけなきゃ。
お迎えに来てくれたガイドさん
アリちゃん(男性)も、ロン毛でゴツめだし。
見るからに女好きそうだし。
気をつけなくっちゃよ~。
ホテルにチェックインしたのは24時過ぎ。
このホテル、日本でツアー予約時に
本来のホテルが満室でグレードアップされたの。
ラッキィ。
チェックイン手続きしてる最中に
『今カラ飲ミニイキマショウ』
と、アリちゃんに誘われたのですが
もう体力限界ですのでお断り致しました。
『人生一度ダカラ
寝ナクテモダイジョウブヨ~』
なんて言ってたけど。タフガイだね。
大都会イスタンブールで
ダマされずに楽しく旅するためにも