ボディランゲージは突然に | *tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

*tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

何度も「おかわり」したくなる国トルコ。
勢い余って移住し、ゆるく激しいイスタンブール暮らしを堪能。
満腹帰国後も、つまみ食いトルコ活動継続中!

昨日はトルコフェスティバル@代々木公園へ!

 

レポート記事は後日改めて書くとして

トルコフェスでケバブ食べ比べをしたあと

茶をシバきつつ喋り倒し

原宿→渋谷→青山→原宿と歩き回って

(どんなルートやw結果トータル17km/日)

夜ごはんも食べたしそろそろ帰ろ!と

原宿駅の改札に向かっていると

 

一緒にいた御方が改札前で

見知らぬ外国人女性に話し掛けられた!驚

 

海外に住んでただなんてまたまたぁ~

ってなくらい

東京ライフにすっかり馴染み、染まっており

相手が何を言っているか

ニュアンスを含め100%理解できる

日本語オンリーの暮らしが

もはや当たり前!となっていた私。

 

街を歩くのにも

スリに遭うんじゃないか?騙されるんじゃないか?

キケンなコトに巻き込まれるんじゃないか?!

といった緊張感を持つ必要がない(tapi旅感覚)

平和シティTOKYOで

ほわほわゆるゆるしていた土曜の夜

 

ニホンゴが一切通じないNo平たい顔族と

英語で会話をせざるを得ない状況が突然に!

 

日本語&トルコ語メインの暮らしの中で

いつのまにか失われて行った私の英語力は

脳みその奥深くに追いやられた結果

長年、行方不明の状態のまま。

 

相手が言いたいことは

雰囲気で聞き取れるものの

とにかく私の口から英語が出てこない。

 

目黒まで行きたい!とのことだったので

山手線の目黒方面行きホームまで

お連れすることに。

 

まずは目の前の改札を入ってぇ~、と

私たちはささっとピピッと改札内へ。

 

手にSuicaを持っているものの

ジャパニーズ改札機にピンコン言われて

中に入ることができないNo平たい顔族の女性。

 

オーマイガッ!

先に入るんじゃなかった!!

ピンコン言われて焦る彼女を見て

釣られてテンパる私w

 

脳内に浮かぶ言葉はただひとつ

「タッチ アンド ゴー!」であった。爆

(広告で使われるフレーズの刷り込みパワーよ)

 

「もうちょっと後ろにさがって

少し待ってからカードをタッチしてみて!」

って、冷静になればカタコトでも言えただろうよ。

 

無事にタッチアンドゴーができ

メグロステーションまで辿り着くべく

どうやらこの平たい顔族たちが

力になってくれそうだと悟った彼女は

安堵感からかテンション高めw

 

改札からホームまでの道中

ジャパンがいかにアメイジング!で

ノットノーマル!であるかを語ってくれた。

 

続・テンパりモードであるものの

少しばかり英語スイッチが入った私は

どこの国から来たかを尋ねる余裕も出て来た。

 

彼女の答えに

ほぅほぅ、アイスランドですか!

ウェルカム トゥ ジャッパーン!と思っていたら

 

ノノノノノーゥ!と彼女。

 

あ、アイスランドじゃなくってアイルランド?

と思っていたら

 

ノノノノノノノノーゥ!

 

聞き返した結果、イスラエルであった。爆

 

なんかこの展開、トルコにいたときもあったな!

と、懐かしい記憶が蘇った。

 

 

 

ホームに着き

原宿から目黒までどれくらいあるのかが

とっさに出てこなかった私。

 

もはや一緒に電車に乗って目黒まで送ろうかと

横の御方に相談しようとしたら

(本来、私たちは反対方面に乗る予定だった)

 

「目黒までは・・・3駅ですね!」との声。

デキル!デキル子!!

 

私がほぼボディランゲージで

彼女との会話に奮闘しているあいだ

冷静に調べてくれていた。

 

ナイスチームワークやでぇー。

 

ボディランゲージ交じりで

ハラジュクぅ→シブヤぁぁ→エビスぅぅぅ→

メグロぉぉぉぉ!と彼女に伝え

リピートアフターミーよろしく、一緒に駅名を唱え

あとは電車が来るのを待つのみ。

 

その間も彼女のハイテンショントークは続き

結婚してるの?なんでしないの?

したくないの?若いんでしょ?と

おーおーおーおーw

ジャパンは土足厳禁文化でっせぇーww

と心の中で思いつつ微笑む平たい顔族。

 

電車が到着し

彼女はめいっぱいの感謝の気持ちを

言葉と体で表現してくれた。

 

シラナイヒトとハグしたの、いつぶりだろう?

 

扉が閉まり、電車が発車するまでも

手を口に当て、チュッチュッのジェスチャーを

何度となくする彼女。

 

無事に見届け、反対側のホームへ移動する。

 

異文化コミュニケーションっていいね

英語出てこなさ過ぎてビビった

ボディランゲージすごかった

え、あのときなんて言ってたの?

 

興奮冷めやらずで語り合う私たち。

 

私自身も、これまで海外旅行で

困ったとき不安になったとき

たくさんの優しさに救われたことを思い出した。


トルコ旅行をした際には特に

現地の人の優しさに触れる機会が多くて

その経験が後々のトルコ暮らしへ繋がった。

 

最近は東京での日々の暮らしの中でも

インバウンドの方々を大量に見かけるけれど

私の生活と彼らの旅とが接点を持つことは、ない。


シラナイヒトは

「人」というより「背景」に近く

無関心になりがちな街。


たまたまその場に居合わせた人同士で

コミュニケーションを取る機会は極端に少ない。


今回のやり取りを通して

私の中で失われつつあった感覚がよみがえった。

ふたりでいるときに

一緒に経験できて良かったハプニング。


次に備えて

英語とトルコ語、復活させたいなぁ〜!

 

 

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