いつか行ってみたいな~と
行きたいレストランにリストインして数年
ついにその日がやって来た!
東北沢駅からすぐの住宅街に
すっと馴染みつつ異国感が滲み出る店構え。
モロッコとトルコ
違う国だけど宗教に文化に通じる点も多くて
実際モロッコに行ったことはないけれど
不思議と懐かしい気持ちに。
現在のメニューは
月替わりのお任せコース料理のみとのことで
その潔さが好印象で期待も高まる。
モロッコで最もよく食べられているというスープ「ハリラ」
伺ったのが雨の寒い日で
まずはスープで温まってくださいと出してくださり
作り手の想いや言葉を直接受け取れる料理って
・・・大好き!と、1品目にして心掴まれる。
トルコで最もポピュラーなレンズ豆のスープ
「メルジメッキチョルバス」を思い出しながら
いただく。
モロッコ最古のワイナリー タルヴィンのウレド・タレブ ルージュ
お初のモロッコワインは
サンソー×シラー×グルナッシュの赤!
はじめの一口「シガー」
ヤギのチーズを挟んだ小さな春巻きの下には
ローストアーモンドとアルガンオイルがベースの
「アムロー」というモロッコの伝統ペースト。
トルコの春巻き「シガラボレイ」を懐かしみつつ。
焼きなすのサラダ「ザアルーク」
上にはチーズとコリアンダーのペーストが。
これまたトルコの「パトゥルジャンサラタス」と
通じるものを感じつついただく。
小さなファラフェルサンド
もぅ!もぅもぅ大好きなファラフェル!萌
トルコでもお馴染みひよこ豆ペースト「フムス」と
ピタパンと一緒に。
白いんげん豆の煮込み「ルビア」
これで最後なんで許して・・・トルコ比較。笑
トルコのおふくろの味「クルファスリエ」を
思い浮かべつつ。
煮込み料理と相性抜群のパン
ラム肉とプルーンのタジン
モロッコのおもてなし料理で
結婚式には必ず用意されるという
お肉とプルーンのマリアージュが幸!な一品。
魚介料理に合わせて
モロッコの白ワインをグラスでいただく。
すっかりゴキゲンモード突入で
エチケット裏面のチェックをし忘れる・・・
魚介のクスクス
魚介の旨味がクスクスに沁み沁み~!
トルコでもメジャーなクスクス
サラダにして食べる「クスルサラタス」が好き。
お料理はここまで。
美しく整えられたキッチンには
作り手の心が表れているようでうっとり。
モロッコのもの?と思われる食器も
長年大切に使われているものなのかな・・・
ひとつひとつに愛を感じてしまう。
モロッコと言えば!のミントティー
トルコのチャイ同様
現地の方々はこれでもか!というほどの
角砂糖を入れて飲まれるそうな。
このソーサーはトルコのものかな?
モロッコのものだとすれば
トルコのチャイソーサーと一緒♪
かぼちゃのムースとアイスクリーム
モロッコのミックススパイス
「ラスエヌハルッツ」入りのかぼちゃムースと
オレンジの蒸留水!を練り込んだアイスクリーム。
お腹いっぱい満腹シアワセ~な状態を
ミントティーとともにスーッとさせてくれる。
帰りは隣町の代々木上原を経由して。
閑静な住宅街の暗闇の中に浮かび上がる
懐かしの光景!泣
トルコのジャーミィ(モスク)のミナーレが。
結局そのまま原宿まで歩き
下北沢~東北沢~代々木上原~原宿と
この日もよく歩き回った!
カジュアルな食事も含め
「美味しい!」と感じることや
「美味しいねっ!」と共感することに
心底シアワセを感じるわたくし。
生きる上で欠かすことのできない「食」の分野で
人々をシアワセな気持ちにさせてしまう
愛と情熱と芯のある料理人の方に対して抱く
尊敬の念は強めでして。
この日もオーナーの小川さんと
モロッコ×トルコのお話をさせていただいて
美味しいお料理への感謝の気持ちも
直接お伝えすることができて
あ~、シアワセな時間だった♡
コース料理の内容は月替わりだそうなので
またトルコ好きな誰かと一緒に行きたいな!