イスタンブールを散策するときは
とにかく歩く、どこまでも歩く。
とある日のこと
カラキョイからハリチ経由でエミノニュへ。
(地理がお分かりの方からすると
どんだけ遠回りしたんwって行き方ね)
その途中
キュチュックパザルというエリア周辺で
たまたま辿り着いたジャミジャミジャーミィ。
旧市街エミノニュ方面
海沿いのバス通りから一本入った道。
この道を歩くのは初めてかも知れない。
ちょっとお手洗い行きたいかも・・・
ずーっと歩き続けてると
お手洗いに困ること、あるあるよね。
困ったときの、ジャミジャミジャーミィ!
そうだ、ジャーミィでお手洗い借りよう。
(tapiさんジャーミィでお手洗い借りがち。)
お手洗い目的で←
いざ入ジャーミィ、おじゃましまーす。
カンタルジュラル ジャーミィ
Kantarcılar Camii
目的は不純wだったけど
せっかくのご縁ということで・・・
友人をさらに待たせて
階段を上り、ジャーミィ見学も。
ずいぶんと新しめな扉だこと。
中に入るとさらに階段があり
2階建て構造になっている。
友達が待っている外が1階だとすると
ジャーミィの中は2-3階といった感じ。
待たせているから早くしなくちゃ!と
いそいそし過ぎてピント合ってない。
ご覧の通り壁一面タイルがびっしり。
ミフラーブも全面タイル。
窓枠のとこも漏れなくタイル。
タイル祭り×赤絨毯って
リュステム・パシャ・ジャーミィ風だけど
こちらは真新しい感があって
タイルすら新入り感が漂っている。
ちなみに長年の改装を終えた
リュステムパシャさんは
絨毯の色も赤→水色になったみたい。
消火器もスタンバってます。
下の階は四角い窓なのに対し
上の階は楕円形のアーチ型。
お祈りしてる方がいるので
シャッター音抑えるのに必死な平たい顔。
基本スマホのマイクのところ
塞ぎながら撮影している平たい顔。
シャッター音ありのスマホって
日本の外ではある意味レア。
(そんなレアさ、いらんけど。)
最後にさらっとジャーミィ情報。
コンスタンティノープル(現イスタンブール)を
攻略したオスマン帝国のカリスマ征服王
メフメト2世さん!
ではなく~
その軍隊の兵士の方(名前ムズイので割愛w)が
作らせたジャーミィだそうな。
いつ建てられたのか
明確ではないとのことだけど
入口に1460年って書いてあったから
きっとそれくらい。
Google先生の追加情報によると
火事やら地震やらで被害を受けては
再建やら修復をされ
最終的な修復が行われた1993年に
タイルが追加されたとか。(tapi旅調べ)
漂う新入り感・・・納得であーる。
観光名所なわけではなく
地元色濃いめな名もなきジャーミィ。
(いや、名はちゃんとあるw)
一見小さな古い建物だけど
中に入ってみると別世界だし
立ち寄って記録に残すことで
こうやって興味を持ち
数年経った今、色々調べるわけで。
駆け足だったけど入って正解!
Kantarcılar Camii(カンタルジュラル・ジャーミィ)
【所在地】
Sarıdemir Kıble Çeşme Cad. No:19a Fatih İstanbul
【行き方 ざっくりver.】
●ヨーロッパ側/旧市街エミノニュ
エジプシャンバザール正面入口から徒歩10分
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