トルコのイメージすらない現実 | *tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

*tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

何度も「おかわり」したくなる国トルコ。
勢い余って移住し、ゆるく激しいイスタンブール暮らしを堪能。
満腹帰国後も、つまみ食いトルコ活動継続中!

先週ラジオに出させてもらった際

リスナーの方からのお便りで

「チューリップがトルコ原産だと初めて知った!」

というのをいただいて

 

そうかー、そうなのかー!

と思ったのですが

(みんな知ってると思ってた)

 

それって自分が、ことあるごとに

「チューリップはオランダじゃなくって

ト・ル・コ・で・す!」

って、書いて来たってこととか

 

メディア等でトルコ特集される際も

チューリップの歴史について

触れられていることが多いので

(多いってどれくらい?と言われて思い返すと

実際にはたいしてなかったりするw)

 

勝手に周知の事実だと思い込んでいただけで

現実、全くそんなことはない。

ということに驚きなのであります。

 

 

さらに先日

とある若者(20代後半)とお喋りをしてた際

 

「私、海外行ったこと一度もなくって

海外で暮らしてた人の話も聞いたことなくって

だからとっても新鮮です!」

と言われてね。

 

ちょこちょこトルコの話をする中で

「私がトルコにいたときって

情勢不安定な時期が長かったからさ・・・」

と、私が言うと

 

「え、そうなんですか?!」

と、若者。

 

その反応に、逆に私はビックリして

「あ、うん。いや、テロとかそういうのが

頻繁に起きたりしてね・・・」

と、付け加えると

 

「え、それってヤバいじゃないですか!」

と、若者。

 

うん・・・そ・・・そうだよね。

さらに話を続ける中で

「トルコってさ、シリアの隣国なのね」

と言うと

 

「あ!それってもしかして・・・・

あの集団ですか!!!!!」

と、若者、ついに閃いた模様。

 

そういえば数年前に

そんなようなニュース見たことあるな!

みたいなことを思い出したのかな?

 

 

トルコのこと?特にイメージもニャイし、なーんも知らニャイよー。

 

 

チューリップの原産国とか

サンタクロース発祥の地とか

ヨーグルト発祥の地とか

 

わんにゃんパラダイスだとか

連絡船タイム最高とか

ヨーロッパとアジアを結ぶ街とか

 

チャイ(紅茶)消費世界一とか

パン消費量世界一とか

ヨーグルト消費量世界一とか

 

(・・・え、もういい?笑)

もはやそれ以前の話でさ。

 

 

「トルコは危険だ!」

「行きたかったけど・・・残念!」

「行きたいけど、家族に猛反対されている!」

「行きたいけど、会社から禁止されている!」

「治安どうですか?」

「で、治安どうですか?」

「ででで、治安どうですか?」

 

という言葉・質問を

大量に浴びた時期があった身としては

「トルコ=危険というイメージすらない」

その事実に衝撃を受けました。

 

 

きっとその彼女が特別なわけではなくって

もしかして、これは、これは、

島国という立地だったり

独特な文化や習慣などが多いニッポンでは

珍しいことではないのかもしれない。

と、察したのでした。

 

私も、トルコのこととなると

なんでも知りたい!し、なんでも気になる!けど

ぜーんぜん興味ないし知らない分野って

もちろんたくさんあるしな。

 

なんなら、知らな過ぎでしょ!って分野

たーくさんあるしな。

 

 

トルコから日本に戻って

日本で言う、いわゆる「アタリマエ」を

当たり前とは感じない・・・という感覚が

まだ若干残っている状態で(日々薄れて行くけど)

 

「アタリマエを当たり前」と感じつつ

疑問に思うことも特になかったという若者と

話をしていて、発見&気づくこと。

 

日本の常識、世界の非常識

トルコの常識、世界の非常識

私の常識、みんなの非常識

みんなの常識、私の非常識

 

みんな違って、みんな良い。

「違い」があることを知っていることが大事。

 

「違い」を受け入れられればサイコーだけど

受け入れる器がないときは

否定するのではなく、流せばいいと思う。

流す器もないときは

非難するのではなく、避難(距離を置く)すればいいと思う。

 

 

いやぁ、トルコにいても日本にいても

どこにいても勉強だらけですな、人生。

 

 

 

 

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