生きた音で溢れる街 | *tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

*tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

何度も「おかわり」したくなる国トルコ。
勢い余って移住し、ゆるく激しいイスタンブール暮らしを堪能。満腹帰国後も、つまみ食いトルコ活動継続中!

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

🎻Viktor Angelov🎻さん(@viktor.angelov.official)がシェアした投稿 -

 

や~しゃ~ むすたふぁ けまる ぱしゃ やしゃ~♪

 

って、なつかしっ!!!

 

トルコに住んでいたら

外国人の我々でさえも

もれなく口ずさめるようになってしまう

İzmir Marşı(イズミルマーチ)。

 

イスタンブール暮らしの中で

トルコ人のみなさんが集まって

激アツな感じで熱唱しているところを

街中で何度見かけたことか。

 

 

 

この歌の中でも称えられているアタ様。

tapi旅読者のみなさまは

すでにご存知かと思いますが、念のため。

アタ様とは・・・

トルコ共和国建国の父/初代大統領である

ムスタファ・ケマル・アタテュルクのこと。

 

 

そういえば、東京の街中には

こういう音楽ってないな~。

と、気付いた。

 

東京の街中の音楽ってーと

真っ先に思いついたのは

新宿や渋谷の大型スクリーンから

流れる爆音ミュージッククリップ。

 

生きた音・・・

演奏でも歌でも生活音でも

東京の街には圧倒的に少ない。

 

今思えばイスタンブールって

街中に生きた音が溢れていたんだな~。

って。

 

繁華街の路上でも

メトロ駅の構内でも

連絡船の移動中でも

 

人が集まるところに音あり。

ってくらい、街中のいろんなところで

動画のようなパフォーマンスが

日々繰り広げられていたな~。

 

あとはジプシーの子たちの音楽も。

 

メトロ駅構内の様子はコチラから。

ロマンチックな駅構内♪

 

 

私がトルコに越した当時は

連絡船の中では特に

ほんっとひっどいへたくそな

お世辞にも上手とは言えない音を

奏でる人もいたりして

 

せっかくの絶景大陸移動20分の旅が

台無し!というよりも

笑いがトマラナイ!と言った感じ

だったわけですが。

 

それがいつのまにか

ちゃーんと審査を通過して?(誰の?)

「アナタは船内で演奏してヨシ!」

とお墨付きをもらった人しか

演奏が許可されない仕組みになりました。

 

しかも演奏場所も、船内の指定場所があって

首から<お墨付き証>をぶら下げて

ちゃーんと上手な人たちが演奏しています。

 

その昔は

ひっどいのから、ブラボー!なものまで

いつどのタイミングで、船内のどこで

出会うか分からなかった“音楽家”たち。

 

船が動き出したら

隣に座ってるひとが突然

楽器を取り出し演奏しだしたり

歌いだしたり・・・

 

それを、その場に居合わせた人々は

リズムに乗ったり口ずさんだりしながら

 

なんなら、へたっぴーで聴いてられん!

な場合は、遠くの席に移動するひとも

いたりなんかしてw

 

すごくおもしろかったんだけどねー。

 

何曲か演奏し終わると

楽器が入っていたケースや

自分の帽子なんかをチップ入れにして

 

みんなの席をまわって

チップのおねだりするんだよね。

 

これがまたトルコのみなさん

結構な確率でチップあげるんですよ。

 

「楽しませてくれてありがとう~」

みたいな感じで。

 

で、チップを回収したら

そそくさと身支度を始めて

その場を立ち去る音楽家たち。

 

船が到着するまでには

まだ時間があるっていうのに

どこに行くのかって?

 

今さっきは2階で演奏したから

次は1階に行くのですよ。

 

そしてそこでまた

演奏して、歌って、チップ回収して・・・

 

自由だよね~。

 

 

でも、今となってはそういう姿は

見られませんが。

(チャレンジャーは怒られるのを覚悟で

やってるかもしれないがw)

 

今は前述のように

お墨付き証を首からぶら下げたひとが

船内の決められた場所で

お行儀よく演奏しています。

 

 

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