【新訂にて変更】「アンド」 → 「アンド」or「&」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

大分前に「QアンドA」という記事で、この表記は違和感あり過ぎなので何とかならないかみたいな内容の愚痴を書いたことがあります。それが、このたびの変更で何とかなっておりました。

 

……というのを知ったのが今日でしたので記事にしました。(滝汗)

 

いや、新訂の用字用例辞典において、「M&A」が新項目で追加になっているなというのは早い段階で気づいてはいたんですよ。しかし「Q&A」については項目がないため、「どうなんだろうな」と思いながら、取りあえず前の表記にしていたのです。

ところがですよ、ふと用字用例辞典の21ページの、Ⅶ、各種記号の書き方の中の4のその他をみると、しれっと「Q&A」と記載されていたのです。何ということでしょう……。

そこは新訂の用字用例辞典が適用になったとき最初に見たはずなんですが、その前の通則6や7が衝撃的過ぎて、目にはしたものの脳内に入っていなかったのであろうと思われます……。この1年半余り私は……。

 

しかも、この「Q&A」については前の版でも項目としてはなく、以前私は困って国会議事録を参照して「QアンドA」という表記をしていたんですが、実は前の版にも同じところに「QアンドA」という記載があるのが、念のため旧版を開いてみた今日判明しました……。10年超えの見落としです。重ね重ね何ということでしょう……。

 

そもそも前の表記を見落としていた私が悪いんですけど、次の改訂時はぜひ表記変更となったものは、新旧対照表に入れてほしいというわがままは言いません、せめて必ず項目として入れるという、私のようなうっかりさんでも間違いが少なくなるようなユーザーフレンドリーな仕様にしてほしいものです。きっとほかにもうっかりさんがいらっしゃると思うので。(私だけではないと思いたい)

 

なお、「スクラップ・アンド・ビルド」や「ギブ・アンド・テーク」はそれぞれ従前と変わらずの内容で項目があり「アンド」は片仮名表記のままですので、単語をつなぐ「アンド」のときの表記は引き続き片仮名で、アルファベットとアンドの組合せのときのみ表記が「&」になったのではないかと思います。

ヒントがほかにないので多分ですが。この辺も分かりやすくしてほしいなあと心底思います。