またまた年度末にこんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。私は死にそうです。
というのが、年度末で仕事が詰んでいるのに加えて、前このブログのコメントで教えていただいた「日本の速記2021冬臨時増刊号 新訂用字用例辞典の解説その2」に関してです。
前は補助動詞についての過去記事の修正をしたんですが、今日は「ツクる」の過去記事に追記をしました。
2020年夏発行の同臨時増刊号の解説を見て、私は「作る」は「小さい物」(有形物)が対象だと思っていたんですが、その2の解説によると、無形物も「作る」なのだそうです。
詳しくは過去記事を見ていただきたいのですが、衝撃的過ぎます。
ところで、私の契約している会社では、このような書き分けの難しい言葉に関しては、その1やその2の解説と一部言い回しが一緒なので恐らく速記協会に問い合わせた結果でしょうけど、まとめたものを配付してくれていました。それに従ってこれまで書き分けをしていたのですが、それとこの解説その2では、上記の修正した過去記事二つの言葉は解釈が異なります。というか、まだ時間がなくて二つしか見ていないので、ほかにもあるかもしれません。
というわけでこの表記をどうするか会社に問い合わせたところ、担当の方も大変困っていらっしゃって、「そんなにころころ表記の基準を変えるわけにもいかないので、取りあえず社内ルールのままでいってください」ということでした。もうしばらくは「解説その2」は見ない決定です。
ほかの会社の皆さんはどうしていらっしゃるんですかね……。うちのように困っている方もおられるのではないでしょうか。
用字用例辞典発行から1年もたって後出しでこういう解説を示して、多くの人を困惑させる速記協会は非常に罪深いと思いました……。