「いる」という動詞はいろいろあって、そのうち「居」及び「煎」「炒」で表記することができる意味のときと補助動詞のときは平仮名表記であると、前のルールのときに記事にしたことがありますけれども、今回の改訂にて、もともと平仮名表記だったもののうち、「煎る」「炒る」で表記できるものが「煎る」で表記するルールとなりました。
とはいえ、これも一つ前の記事と同様、通常の会議にて「煎る」単体で用いられることはほとんどないです。あるとすれば、これも旧ルールのときに記事にしたことがありますが、「肝煎り」のときです。
相変わらず「入り」で表記したくなりますが、用字用例辞典的な解釈では旧ルールに引き続き「煎り」表記なようで、「煎る」の表記変更に伴ってこちらも「煎り」に表記が変わっています。辞書を見ると日本語的には「入り」でも間違いないようですが、用字用例辞典のルールはそうなので間違えないようにしたいです。