「いる」と発音する動詞はたくさんあります。用字用例辞典にも七つ項目がありますが、そのうち、「居」及び「煎」「炒」で表記することができる意味のときと補助動詞の「している」の場合は平仮名表記で、残りの「入る」「要る」「射る」「鋳る」は漢字表記になります。
個人的にはこれらのうち、「居」で表記できるけれども用字用例辞典では「いる」と表記するもの、「要る」を最初のころ非常によく間違えていました。
例)何が要るの?
どこにいるの?
どれも、この仕事をするまでは用字用例辞典とは逆の表記をする癖がついていたものです。ただし、「最初のころ」と書きましたように、「要る」「いる」は非常に高頻度で出現する言葉ですから、結構早い段階で覚えることができました。
ただし、
例)初めてつくった料理はいり卵だった。
「煎」「炒」で表記できるけれども「いる」と表記するものは、いまだに間違えます……。早く覚えたいです。