これも、前の記事と同じで、漢字のほうの読みは平仮名のものと同じです。
しかし使い分けのやり方は大分異なりまして、基本は「とも」の平仮名表記のほうで、漢字表記になるのは、例えば「共食い」などの「共●●」という一つの言葉になったときです。大分前に記事にした、「空き●●」と同じパターンですね。
例)ともに助け合って頑張ろう。
夫婦共稼ぎだと、お互い助け合わないと一方がしんどくなってしまう。
上記に挙げたほかにも、用字用例辞典には、項目として「共稼ぎ」「共倒れ」「共働き」などが載っています。このほかにもまだまだあるでしょう。
通常は平仮名表記の「とも」のほうの出現頻度が圧倒的に高いので、ついつい平仮名表記してしまいそうになりますけれども、「空き●●」同様にうっかり間違わないようにしたいです。