大分前に記事にしましたが、「おそれ」は平仮名表記することのほうが圧倒的に多いものですから、ついつい同じ音が含まれる「恐らく」も平仮名表記してしまそうになりますが、用字用例辞典では漢字表記するルールとなっております。
ただ、辞書を見ましたところ、冒頭挙げました「おそれ」も、平仮名で書くのは漢字表記するとしたら「虞」の場合で、「恐」の漢字を用いる「オソれ」はそもそも用字用例辞典でも漢字表記ですので、ルールを外れた表記というわけではありません。御参考まで。
(そもそも私はこの「おそれ」を「虞」と書くべきものというのを今認識しました。前に「おそれ」の記事を書いたときには目に入っていなかった模様です……)