昔、ピアノを習っている時、その先生はジャズをやっている人を「ジャズ屋」と呼んでいました。
ピアノの先生は、ジャズ専門ではなくオールラウンダーでしたが、ジャズをやっている人でウンチクを語る人とかジャズが最高の音楽だと思っている人のことがあまり好きではなかったように僕は感じていました。
先日参加したジャズのセッションでの話です。
ベーシストが二人いて一人がウッドベース、もう一人がエレキベースを弾いていました。エレキベースの人は、聞いた感じですが、ジャズ以外もかなりやるようで自由にいろんな要素を入れて演奏していました。しかもかなり上手い人です。上手いのでずっと同じベースを弾くのが嫌なのか、ところどころに2拍3連をとっさに使うなどかなり自分の色を出して演奏していました。
ひと通り演奏が終わって皆で話している時に、ウッドベースの人が言いました。
「この人のベース、僕、好きなんですー。いやらしいベース弾きますよね~。憧れますわk-。」
「ありがとうございます。」
ウッドベースの人がエレキベースの人を褒めているようでした。
確かに個性のある色っぽい音を出していたと僕でも思いました。
酔いも助けて皆の会話が盛り上がってくるとこのウッドベースの人はますます饒舌になりいろいろな話を繰り出してきました。
「この前行ったセッションでバークリー帰りの人がたくさん参加するところで自分もベースを弾かさせてもらったのですが、みんな音が多すぎるんです。じゃんじゃか鳴らしているのでこっちも疲れて来るんですよ~。バークリー帰りの人ってそんな人多いんですよね。」
「音楽だけでやっていくのは、ホンマたいへんみたいですよ。何人か知ってますけどみんなそう言ってます。」
「ジャズのセッション行ってもだいたい2000円~3000円じゃないですか。お店をやっていくのも大変みたいですよ。ジャズはお金にならないんですよね。」
「音数が多すぎると周りも疲れますが、少なすぎるとちょっとな~って思いますよね。やっぱり少しは出すところがないと面白くないですよね。」
お酒のセイだと思いますが、どんどんしゃべるようになってきました。
そして、時間も経ち何人かの人が帰り、エレキベースの人も帰ってからひと言言いました。
「さっきのエレキの人も上手いのは分かるんですが、人がソロやっている時に入りすぎですよね。どっちがソロやっているか分からなくなりますよ。ピアノがソロやっているのにどんどん入って来るじゃないですか~。あれは、弾きすぎだと思います。」
あ!言っちゃった。
僕は、演奏する時、必ず譜面を見て演奏しています。
ところがある程度上手い人になると譜面を見ずに演奏しているようです。また、中級者の方がプロの方から指導してもらう時には必ず譜面を見ずに演奏しなさいと言われるようです。
僕はまだまだそこまでのレベルではないと思いますが、次のステップとして譜面を見ずに演奏することも少しずつ慣れていった方がいいのかと思っているところです。
確かに譜面を見て演奏するとコードにばかりとらわれて自分が演奏したい音に意識が集中していないような感覚があります。ボーカルの時は、コードにはとらわれないので自分の歌いやすいように歌い、感情をこめたり微妙なタメを意識することが出来ますが、譜面を見ながら演奏している時は間違った音を出さないようにしようとか、左手のコードを間違えないようにしようとかを意識してしまいます。
そこでマイナスワンの演奏をバックに枯葉を譜面見ずに練習してみました。
結果は、・・・・・・・
「訳がわかならくなる」です。(笑)
枯葉って似たようなコードの繰り返しなのでベース音を聞きながらコードを押えていると間違っていても何となく合っているような気もします。
なので訳が分からなくなってしまいました。
ま、僕の音楽レベルはこの程度なんですよね~。(笑)
もう少し練習をして譜面を見ずにちゃんと演奏出来るようになってみたいと思います。
楽観的かもしれませんが、何回か練習すれば出来るようになるような気がします。