Lalalandを観た。
さすがにアカデミー賞6部門受賞した作品だけあって、予想どおり素晴らしかった。
男優のライアン・ゴズリングはもちろんプロのピアニストではないが、ピアノシーンは全て自分で演奏しており、それがかなりの腕前。僕が行っているセッションで素人でも上手い人は、よく来ているが、そんな人よりも全然上手い。
3ヶ月の練習でこの映画に臨んだとのことだが、少し経験はあったとしもすごいクオリティの高さだ。
それにこの映画はミュージカル映画なので歌もありダンスもある。タップダンスもある。
それもかっこよく踊っている。(シムシャムのステップも少しあった。)
世界にはいろいろな才能の人がいるものだ。
エマ・ストーンも素晴らしかった。
最後にゴズリング演じるセバスチャンと遠目に見つめ合って軽く微笑むシーンがあるが、その笑顔を観るだけでもこの映画を観る価値があるというものだ。
音楽に溢れ、随所にモダンジャズが流れ、基本的にモダンジャズの素晴らしさを伝えたいという気持ちも感じるので、ジャズファンには何とも気持ちいい映画になっている。
そこで思うのは、僕たちがセッションで演奏する時って、改めてドラムの音が大きすぎると思う。映画館で聴くジャズの音はものすごく心地よくドラム、ベース、ピアノ、フロント楽器がいい具合に溶け合って聴くことが出来るが、普段生で聴く素人の演奏はドラムの音が大きい人が多すぎるように思った。
このデイミアン・チャゼル監督は、この映画の前に「セッション」を撮っているとのこと。
「セッション」は観なかったのだが、是非今度観てみたいと思った。
肝心のエンディングは、ミュージカル映画なので超ハッピーエンドかなと思っていたが、予想を覆された感じがした。それでもハッピーエンド。この終わり方もありかなというリアリティある終わり方。
みんな昔のあま酸っぱい思い出を胸にそれぞれの道を歩いているのが人生なのだと、皆が共感できるエンディングだった。
