先日は、昨年千葉ジャズ祭に出演したメンバーと久しぶりにスタジオに集まりリハーサルがあった。
すみだジャズ祭には皆の予定が合わず出ることはないが、10月に開催される千葉ジャズ祭には出る気満々で千葉ジャズ祭のリハーサルという名目だ。リハーサルといってもこのメンバーは、僕以外はほぼ所見でだいたい出来るメンバーばかりだ。なので、リハーサルは、練習というよりどんなサウンドになるか確認するような意味がある。
この日は、事前に連絡のあった曲を何曲かやった。僕は、曖昧にスタンダードやボサノバと答えていたのでその時にやりたいと思った曲をやった。
「Confirmation」
「・・・・?」(サックスの人がリクエストした曲、何だっけな?)
「スマイル」
「イパネマの娘」
ギタリストからConfirmationをやりたいと事前に連絡があった。
この曲、チャーリーパーカーの曲でテンポが速い。それほど素晴らしいメロディーとは思わないが、素人のジャズセッションでは結構演奏されることが多い。僕のレベルではまだこの曲は早いだろうと思い、今まで参加していたセッションでは演奏しなかった。周りも僕がピアノの時は気を使ってリクエストしていなかった。簡単に言うと、この曲は難しいから僕は演奏してなかった。ただ、今回は事前に連絡もあったので自分としても最低限のバッキングは心がけ迷惑をかける訳にはいかないと練習してきた。それでも練習は2日くらい。
スタジオに入り皆で準備をし、音を出せる状態になってくると何となくこの曲をギタリストが弾き出す。当然のようにベースが合わせてくる。もちろんドラムも叩き始める。ピアノも弾かない訳にはいかない。そんな感じで難曲「Confirmation」の演奏が始まった。
千葉ジャズ祭には、2年前から出ることになり、今年出演すれば3回目になる。このギタリストは、2回目からの参加だ。話を聞いてみると素人ながらに、以前、バーでプロと一緒に演奏していたことがあるらしい。そのプロの要求が高すぎてしんどいから今はお店では演奏していないとのこと。そんなに上手い人もいるのに、僕がピアノのこのバンドで演奏していることが僕は不思議でならない。
「僕でいいんですか?」
普通に疑問に思う。
彼が演奏し出した「Confirmation」は、テンポも速く僕としては間違わないようにコードを押さえるのに必死だ。でも何とか皆に着いていった。当然のようにアドリブも回ってくる。おそらく上手いピアニストなら高い音から低い音まで、しかも三連をバリバリ弾くだろうと思うが、そんなことが出来ない僕は、中音域で間違った音を出さない程度に演奏した。もちろんリズムだって外すとめちゃめちゃ目立ってしまう。
そんな感じで不安に思いながら人生初めての「Confirmation」の演奏が終わった。
ジャズセッションに参加するようになって難しい曲は2~3年先だなと思っていたが、思いのほか速く巡ってきた機会だった。でも、終わってみると大きな事故になることはなく演奏出来た。
おや、もしかして少し上手くなっているのかも。
Confirmation