Podcastを物色していたら、VanguardのPodcastを発見しました。
アメリカと日本のiTuneを検索したところ、3本見つけました。
● Vanguard: Plain Talk on Investing
● Vanguard: Investing Commentary
● Vanguard: Vanguard Perspectives
Vangaurd社は低コストのインデックスファンドを提供する投信会社です。
残念ながら、日本から直接購入することはできません。
しかし、セゾン投信やトヨタアセットの投信に組み込まれているので、間接的に買うことはできます。
今回は、Vanguard: Plain Talk on Investingの最新版の内容を紹介します。
タイトルは「In a bear market, take the long view」です。
Bear marketでのVanguardの投資哲学が語られています。
話し手はVanguardのChief Investment OfficerのGus Sauterです。
まず、最近のMarketの状況について:
"I don't know where the market's going in the near term. The only thing you know is, it's going to be volatile."
「短期的に、マーケットがどこに向かうかはわかりません。唯一わかっていることは、しばらくの間、マーケットはVolatileである、ということです。」
やっぱり、専門家でもマーケットが短期的にどう動くかはわからないんですね。"it's going to be volatile"という言葉が象徴的です。では、このVolatilityが高いMarketでどのように行動すればよいのでしょうか?Sauter氏のアドバイスは:
"The most important thing you can do is to step back ... from what's going on in the marketplace, ... and really figure out how you can attain your investment objective. How are you going to save enough money over the time horizon that you have?"
「もっとも大切なことは、マーケットで起きていることから距離を置き、あなたの投資の目的をどうやって達成するか、真剣に考えることです。あなたに与えられた時間の中で、どうやって十分なお金をためますか?」
冷静になろう、ということですね。仕事中にでも気になって、ついついネットでTOPIXをチェックしてしまいます。反省します。ここでキーになるのは、「十分なお金」と「与えられた時間」です。歴史的に、長い目で見ると株価は上昇します。しかし、短・中期では多少の上がり下がりがあります。したがって、混乱したマーケットで長期投資家がとり得る最善の行動は、何もしないこと、ではないでしょうか。逆に、時間があまりない投資家は、株式以外の資産にも目を向ける必要があるでしょう。
投資の目的について、車の購入と退職後の資金を例に、具体的な説明をしています。
"If you're saving for that car two years down the road, then yes, you ought to be concerned about stock market volatility, and you really shouldn't have very much of a commitment to stocks for an investment objective along those lines.
If, on the other hand, you're saving for 30 years, that has very different implications—and so don't worry about what happened today or what's going to happen tomorrow. Worry about what's going to happen in the next 30 years."
「もし、あなたが2年後に車を買うためにお金をためているとしたら、株式市場のVolatilityには注意しなければならない。このような投資目的で株式に多くの投資をすべきでない。
逆に、もし、あなたが30年後のためにお金をためているとしたら、話は違います。今日起きたことや、明日起きるであろうことを心配しないでください。今後30年間で起こるであろう事を心配しましょう。」
同感です。投資を始める前に、まず、投資の目的を定め、1)どれくらいお金があれば十分か、2)与えられた時間はどれくらいか、を知ることが大切だと思います。その上で、どの資産に投資するか決めることが、投資を成功させるカギでしょう。
"Avoid the noise of the moment—really focus on what you're trying to do with your investment strategy."
「その時々のノイズを無視しなさい。あなたの投資戦略で何を目指しているかを、真剣に考えなさい。」
I cannot agree more!今日や明日の出来事なんてノイズです。大局観です。そして、最後に、
"The biggest danger investors have in volatile markets is actually abandoning their long-term strategy."
「混乱したマーケットにおける、投資家にとっての最大の危険は、長期戦略を放棄することです。」
そうですね。私も、一喜一憂せず、およそ30年後の定年を目指して、投資していきたいと思います。このPodcastを聞いて、積立を継続する勇気がでました。
VanguardからPodcastが出るたびに、紹介していきたいです。
ところで、日本の独立系投信はPodcastを活用しているのでしょうか?
文章より、語りかけるほうが伝わると思うのですが。