ネットの釣りニュースみたいなサイトに広告が出ていて「え？何これ？マジ？」みたいな勢いで買って読みました「VS魚紳さん！」
とりあえず作品紹介↓
1973年から10年間連載した釣りマンガ『釣りキチ三平』（週刊少年マガジン連載）。全国に釣りブームを巻き起こした巨匠・矢口高雄の名作だ。主人公、三平三平の兄貴分であり、師匠でありライバルである鮎川魚紳が、装いも新たに完全復活！ 連載開始から45年の時を経て、イブニングに降臨した！
※ネット情報より
釣りキチ三平で主人公の三平くんの兄貴分的なキャラとして登場していた「鮎川魚紳」という人物を主人公としたスピンオフなんですが
わたくし釣りが大好きで「釣りキチ三平」〜「釣りキチ三平 平成版」と全て読んできておりますので、今回の「VS魚紳さん！」は正式な続編ではないものの、原作及び鮎川魚紳というキャラクターのファンとして、非常に興味を引かれたわけですね
しかもこちらの作品で面白いのは、架空の人物である魚紳さんと現代の実在しているプロの釣り師が漫画の中で対決するという
「この企画考えた人は本当に凄いな！」
と個人的には拍手送りたい程、興味を引く作品でございました。
現時点で全7巻、これで完結しており
作品内では青木大介さんと河口湖でバス釣り対決、平和卓也さんと磯でグレ釣り対決、渋谷直人さんとフライで渓流でヤマメ釣り対決と・・・
内容も豪華ですし、出演している実在のプロ達の人物像や原作へのリスペクトが感じられて、読んでいるとなんだかグッときますね
他にも「釣りキチ三平」の本編では出て来なかった魚紳さんのお兄さんや、チラッとだけ登場したお父さんなど・・・今回は魚紳さんが主人公という事で、その辺も原作からの流れを踏襲したまま新たに描かれていて、やっぱり本編の続編感というか「釣りキチ三 平令和版」と位置付けても個人的には良いのでは？なんて思っちゃいますね
そんな感じで、もっと色んな人が登場して長く続いて欲しかったなとも思うほど面白い作品でした
そしてやっぱり魚紳さんはカッコいい！
こんな大人になりたかったなと､40も超えたおっさんながら思いますねw
あと、これは「釣りキチ三平」という大好きな作品に対してのただの個人的な願望ですが
矢口高雄先生には最後に三平くんと記憶が戻ったお父さんが再会して一緒に釣りをするだけでいいんで、そんな話を書いて欲しいなと
ファンとして願っております