コレも公道使用には賛否あるパーツ
ぶっちゃけ、コレも他のチューニングパーツ
と同じで考え方次第。
車高調入れていると内輪の荷重抜けが
起こりにくいので大人しく乗っている分には
必要のないパーツなのかも知れない。
ただ、ZC33Sスイスポのトルクを活かした
ダッシュとか緊急回避の際には
LSDはあったほうが良い。
ノーマルタイヤなら195幅なので
尚更トラクションが足りない。
ノーマルサイズでエコタイヤやコンフォートより
に銘柄を変えている場合は当然ながら
トラクション不足になる。
車高調入れたり、ハイグリップタイヤが
あれば無くても済むケースが多いけど
ノーマルを更にコンフォートよりにすれば
逆にハード系チューニングパーツである
LSDが必要になると思う。
LSDのメリットは単にトラクション増加だけでなく
両輪にトラクションが掛かるために
トルクを掛けている(アクセル踏んでいる)時は
直進性が向上するという点。
踏んだほうが真っ直ぐ走るし、安定する。
コーナーでもタイヤの向いた方にグイグイ進む。
タイヤのキャパを超えればアンダーになるけれど
サスペンションセッティングがまともなら
FFとは思えないアンダー知らずなコーナリング。
サーキットじゃなくても
公道でLSDのメリットを充分に堪能できる。
慣れるとLSD無しのFFには乗りたくなくなる・・
人もいると思う。
それくらい違うクルマになる。
ATSのカーボンハイブリッドLSDや
OS技研のデュアルコアLSDなどの
日本の工業製品だからこそ、といえる
スーパーなLSDが揃っているのだから
装着しない道理はない
というのが個人的な意見です
TMスクウェアでは
デュアルコアLSDを
「LSDは、トラクションパーツではなく、コーナリングパーツである!」というコンセプトで作り込んでいるそうです。
自分が体験したLSDは
機械式だとZC33SスイスポのOS技研デュアルコア
以前に乗ってたトミーカイラM13はビスカスLSD
効きが弱いと評判のビスカスLSDと
機械式LSDの欠点を克服(?)している
デュアルコアなので、スタンダードな
機械式の経験はなく、普通の機械式は
案外クセの強いモノなのかも知れませんね。
「OSデュアルコアLSD」は通常はトルク感応型LSD、片輪が浮いた時には回転感応型として機能するハイブリッド機能を持った理想のLSD。
LSDの持つデメリットはしっかり持っているので
その他多くのLSDのように
人を選ぶパーツであることに変わりありません。
もう少し、一般向けに考えれば
今は殆ど見ることのないビスカスLSD
GR86やGRヤリスなどのスポーツ車の一部で
見ることのあるヘリカルLSD
が比較的敷居の低いLSDとして向いている
のかも知れません。
それでも、オープンデフに比べれば
燃費は悪くなるので現代のクルマに標準で
装着されることは稀なんだと思います。
ビスカスLSDですらある程度は効果があったので
ヘリカルLSDならメンテナンスに気を使わなくて
良いので万人にオススメ出来ますね。