過酷な勤務に精神的なストレス。
その上、治療に疑問は深まるばかりでした。
こういったことが重なって、再び身体に異変が・・・。
とにかく、お腹が痛くてたまりません。
食事も思うように摂ることができません。
そこで、再び診察を受けることにしました。
通常ですと、診察してから、検査の日取りを決めるのですが、そこは職員。
あらかじめ、医師と相談してすぐに胃カメラとなりました。
相変わらず、胃カメラは呑みにくいです。
「おぇ~」
とうなりながら、カメラを飲み込みます。
「お~! ずいぶん、痛めつけたね」
先生は楽しそうにいわれます。
「こりゃ、重症だ!」
先生の言葉が耳にはいります。
「また、覗いてみる?」
軽やかな口調でいわれるのでした。
カメラをのぞき込むなり、主治医はいいました。