昨夜のニュースで、京都府警が交通ルールの啓発の為
違反者は妖怪になってしまうと警告していました、
自転車通行で、八つの交通ルールを守らない妖怪がい
るそうで。
①急鬼(止まらない)
②スマホ憑き(スマホながら運転)
③逆さ小僧(逆走)
④闇坊主(無灯火)
⑤二人火(二人乗り)
⑥赤無視入道(信号無視)
⑦酒酔い女(酔っ払い運転)
⑧速狐(スピード超過)
どいつも完全に悪者です。地獄から来た妖怪です。
違反をした運転者に対し、該当する妖怪にチェックを
してチラシを渡すそうです。
『良いですねえ!』『イイデスハンソン!』と思う
のですが……
……ですが……ね。矛盾アリ!
妖怪のくせに悪者にならない場合があるのです。
①~⑧の違反をして、通行者に迷惑を掛ければ、当然
ですが何らかの刑罰があるのですが……。
自分が納得できないのは、事故を起こした相手が自動車
だった場合です。
妖怪運転のくせに、自動車に対して自転車は弱者なので、
自動車の方が、圧倒的に罪が重いのです。
自動車には『前方注意』と言う宿命があって、相手が
弱者の場合は、黄門様の印籠のように、突き付けられて
しまうのです。
控えおろう! この紋所が目に入らぬか!
オラァ! こっちは弱者なんじゃコラァ!
相手が妖怪であるにも拘わらず、謝らなければならない
のです。
『謝れと言われて』『何かようかい』と返したくても
返せません。
事故現場の湖には。ポリバケツが漂っているばかりです。
(要するに『容器が漂う』てことです)
まあ、何が何だか分からなくなりましたが、妖怪に頭を
下げるのは屈辱です。
…ですが仕方が無いので、ここは大和田常務が半沢直樹
にしたように、不承不承、土下座をして置いて。
この屈辱を晴らすには、民事の方で、思い切り車の修理
代を取ってやりましょう。
それとこれとは別と言う奴です。
思い切りキツクやれば、きっと『鬼も裸足で逃げ出す』
のではないでしょうかね。
はい。本日は、これまで!
追記:
ACジャパンのCMで、コンビニで老女が金を支払う時に
モタモタするシーンがあって、後ろに立っているコワモテ
男性が『誰も怒っていないから、自分のペースで何も気に
するな』って、ラップで歌うモノが有ります。
あれね。
自分も同じです。ラップは歌いませんが黙って待ちます。
でもね。
ちょっと違うと思うのは。
あのおばさんは、小銭入れの中をかき混ぜながら『ごめん
なさいね。遅くて』って言っているんですよね。
つまり、一言謝っている。
それなら許せますわ。
電車の切符販売機の前で、ベラベラ話していたおばさんが、
自分の買う番が来てから、料金表を見上げて、降りる駅を
探して、それから財布を取り出して……アホか!
あのCMは老女が『ごめんなさいね』の一言があるから
成り立っているCMです。
そこのところを間違えないようにしないと、後ろに並んで
いる人は、たいてい全員が聖人ではありません。
むしろ妖怪。
おわり。