だまされました。
良くある事なのですが、ネットニュースのトピックスは
目を引かせようと、あの手この手ですね。
前に良くあったのは、
「ノーバン」って、言葉です。
パンツをはいていないことを「ノーパン」って言いますが、
よく似た言葉ですが、「ノーバン」はノーバウンドのこと
です。
野球の始球式とかで、美人女優が投げる記事なのですが、
「ノーバウンドで投げた」とか、「ノーバウンドで投げられな
かった」とか、記事の内容はそんなモノですが、
トピックスは「美人女優がノーバン」・・・とか出ていると
悲しい男のサガでクリックしてしまうのです。
最近はだまされる人もいなくなったので、そういうトピックスも
無くなったのですがね。
今日、だまされたのは、こういうトピックスでした。
「地球外生命体発見か・・・」
アメリカでは今月の内に、軍のUFOに関する資料が公開
されるので、それに関連したニュースかと思ってしまい
ました。
これは絶対に見てしまいますわ。
・・・早速、見て見ると。
何てことはことは無い、木星の衛星の一つ「エウロパ」の
記事でした。
分厚い氷に覆われた衛星なのですが、その地下には大量の
水が存在して、火山活動もしているので、生命が存在する
可能性があるとの記事でした。
「知っとるわ」
既に1900年代に、水の存在は発見されていたものを、
何を今さらですか・・・って感じです。
ガリレオという探査機が、七年に渡って観測して、色々な
データをもたらしています。
(有名な天文学者のガリレオが木星の衛星を発見した
ので、偉人にちなんで付けられた探査機の名前・・・かな)
今度は2024年に、二代目の探査機がエウロパに向かう
そうなので、更に詳しいデータが集まるはずです。
エウロパと言えば、星野之宣さんの「ムーンロスト」
です。
前に、このブログや、もっと前に別のブログにも載せた
のですが、本当に壮大な物語です。
ストーリーは、こんな感じです。
地球に巨大隕石が向かって来ていることが発見され、
世界中が騒然とします。
隕石の大きさは、太古に恐竜が滅んだ時の隕石の
100倍の大きさでした。
現在でも実際に巨大隕石が落ちて来た時に、どの様に
対処するか研究は行われているようですが、今のところ
宇宙船をぶつけて方向を変えるとか、そんな方法しか
無いようです。
「ムーンロスト」の話の中では、現在よりも化学が発達
していて、月の基地にあるナントカって機械を使って、
小さなブラックホールを作って隕石にぶつける方法が
とられました。
ぶっつけ本番の作戦だったのですが、隕石はブラック
ホールで消失しながらも、方向を変えて月にぶつかって
しまい、月も大半が消失してしまいます。
月の破片が地上に落ちて来たり、潮汐力も無くなった
地球は地軸が狂って世界中で災害が発生します。
アメリカなどは、北極の位置に移動して、多くの国民が
凍死してしまいます。
事態を打開するために、月とほとんど同じ大きさの
エウロパを、木星から運んでくる計画が開始されます。
・・・たしか、こんな感じでした。
(うろ覚えなので、少し違うかも・・・)
エウロパを地球に運んで来るに当たって、エウロパに
住んでいる生物のこととか、北極の位置にあるアメリカ
が、そのまま地軸が固定すると困るので、北極の
位置からずれる数十年後まで、計画を失敗させようと
妨害工作をしようとするとか、そんな話が続きます。
最期は感動のエンディングがあるのですが、どこかで
ネタバレを読むか、本を買って読んで下さい。
・・・って、いつものことですが、何の話だったか忘れて
しまいました。
まあ、「ムーンロスト」で調べて見て下さい。
はい。本日は、これまでとします。
おわり。
追記
ロストと言えば・・・AC広告って、知ってますか?
公共広告で啓発活動を行っていて。
「エーシー」って、よく聞くヤツです。
この前、こんなのをやっていました。
「おにぎり廃棄(ロスト)。毎日〇万個・・・」
まあ、確かに勿体ない。・・・でもね、
何でそれを消費者に言うの。
「おにぎり買うな」って言ってるのか。
「廃棄しないように全部買え」ってことなの?
クリスマスケーキも巻き寿司も、アホウほど
廃棄されてるって毎年やってるけれど、
それを消費者に言うの。
作ってるところへ言うべきじゃないの?
って、思いました。
チャンチャン!