副題の「我が闘争」ですが・・・そうです。アドルフ・ヒトラーが書いた
有名な本の題ですね。
上下巻あって、ヒトラーの半生や考えを書いたものらしいですが、
自分は読んだことが無いので、内容は分かりません。
本日は、自分が毎夜戦っている闘争の記録を記しておこうと思
います。
「我!毎夜!かく戦えり!」
・・・・・・・・・・。
暑いです。
毎晩、本当に寝苦しいです。
このところ、毎晩のように晩酌は「焼酎オンザロック」です。
グラス(真空加工してあるSUS製の杯)に氷を満杯に入れて、焼酎
を八分目ほど注ぎ、ライムやらレモン味のシロップを入れて飲んで
います。
水筒に氷を用意して、杯が空けばスグにオンザロックで造ります。
暑いので、クイクイ行けます。テレビを見ながら最後はガブガブやっ
ています。
・・・あとで後悔することは分かっているんですがね・・・。
いい加減、酔っ払って布団に入り、「草木も眠る丑三つ刻」が近付く
と「さあ大変」!
腹がグルグル言い出します。
最初は睡魔の方が強くて、布団の中で丸くなって腹痛に耐えている
んですがね。
腹痛が「便意」に変わると、「お池にはまって、さあ大変!」。もはや
眠いなどと悠長なことは言っていられません。
ちょっとでも腹に力が入ると「凄惨な現場」になることは「尻を見る・・」
いや「火を見るより明らかです」。
慎重に布団の上に立ち上がり、アルコールで千鳥足になろうとする
足に「喝」を入れながら、寝室のある二階から一階への階段を降りて
行きます。
右手は手すりをしっかりと握り、前傾姿勢になろうとする身体をささ
えます。
尻に爆弾を抱えながら、急降下して行くような感覚は、自分が爆撃
機になったような錯覚をしてしまいます。
「さて、このあと無事に便器の中に、じゅうたん爆撃できるのでしょう
か?」・・・などと頭の中で解説しながら、一段一段下って行きます。
何かカッコイイ気もして来るのですが、はたから見れば、ただ便意に
苦しみながら、ミイラが歩くように膝を伸ばしたままのような歩き方で
一歩一歩前へ進んでいるだけです。
トイレの前に立ち、ここで気を引き締めます。不思議なモノで、気が
ゆるむと、尻の穴もゆるむモノです。
・・・多分、皆さんも過去に思い当ることがあるはずです。
「便所は、まだ10m先にある!」・・・そう自分に言い聞かせドアの
ノブに手を掛けます。
トイレのドアを開け、便器のフタを上げると、素早くターン・・・。パンツ
を下げると同時にエネルギーを噴射します。
危機一髪!電光石火の早業で、緊急事態を乗り越えました。
解放感と安ど感で、尻を・・・胸をなで下ろします。
・・・今まで一度も失敗したことは無いのですが、パンツを降ろしなが
ら便器に座るという一連の動きの中で、わずかでもパンツがどこか
に引っ掛かるとどうなるのでしょうかね。・・・考えたくも無いです。
そのあと、込み上がる激しい後悔・・・一歩間違えれば大惨事を招い
ていたかも知れないのです。・・・そして、明日はホドホドにしておこう
と、毎夜のように反省しています。
このように、最近、毎晩反省と後悔をしながらも、欲望に負けて奮闘
ならぬ糞闘を繰り返しています。
・・・絨毯爆撃という言葉から爆撃(ボンバー)・・・アックスボンバーと
いうプロレスの技が浮かびました。
世界一有名なプロレスラーのハルク・ホーガンの必殺技の名称です。
・・・アックスボンバーを語るには、ラリアットを語らねばなりません。
昔、プロレスで活躍した、故ジャイアント馬場さんの必殺技と言えば
何が思い浮かぶかというと、「脳天カラ竹割りチョップ」とか、「16文キ
ック」とか「32文ロケット砲」でしょうか・・・そんな馬場さんの最強の技
は、やはり「ランニングネックブリーカーホールド」ではないかと自分
は思います。
若い時しかできなかった技なのですが、ロープに振った相手が返っ
て来るところに、自分も向かって行き、すれ違う時に相手のノドへ
肘の内側をぶつけます。両者の身体は空中に浮いて、その姿勢の
ままマットに落ちて、そのままスリーカウントが入ると言う技です。
その技を見ていたスタンハンセンが思い付いたのが、ウエスタンラリ
アットだそうです。
ロープから返って来る相手のノドに、全体重を載せた肘の内側をぶ
つける技です。
今ではこの技を使うレスラーは多いです。
スタンハンセンは人気レスラーになり、ハルクホーガンはラリアット
からヒントを得て、「アックスボンバー(斧爆弾)」を思い付きます。
ラリアットが肘の内側を当てるのに対し、アックス・・・つまり斧のよう
に曲げた肘を相手のアゴに叩きつける技です。
これは「えげつない」ほど強力な技でした。アックスボンバーをマトモ
ニ喰らったアントニオ猪木さんが大の字に倒れ、舌が丸まってノドに
つまり、セコンドがリングに上がって指で舌を引き出した試合は衝撃
的な一戦でした。
ハルク・ホーガンは映画「ロッキー」に出演し、人気は不動のものに
なって行きました。
凄い試合です・・・ユーチューブで見ましょうね・・・まあ、自分の夜中
の「我が闘争」とは比べるモノでもないのですがね。
・・・他に、アントニオ猪木さんで浮かんだことがあるのですが、それ
は又の機会に書くことにします。
それでは、本日は、これまで!