たわごと140(怖いモノ見たさ) | 単車の虎ブログ  さらばモバゲー単車の虎 度々たわごと

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単車の虎ブログ第二章。配信停止のその日まで。新たな気持ちで再開したつもりが、今はただの課金ゲームになり下がり、惰性で続けることに・・・ブログはもはや「たわごと」のみとなっております。

怖いモノ見たさ・・・って、ありますよね。




泊まった山奥の旅館で、仲居さんに部屋を案内される途中の廊下で、


ふと立ち止った仲居さんが一つの部屋の扉を指さして・・・。


「この部屋には、絶対に入らないで下さい」


なんて言ったりしたら・・・・。




その日の晩に眠れなくて廊下を歩いていて、その部屋の扉がわずか


に開いているのを見てしまったら・・・。のぞいてしまうと思います・・・。




・・・・・・・・・・。




そんな感じで、昨夜は【貴族探偵】の、第四話を見てしまいました。


(もう。見ないって決めていたのですが)




期待にたがわず! 


突っ込みどころ満載でした。




貴族探偵の予告を見てみると、こんな風に期待をあおっています。


【斬新かつ、精緻なトリック!過去に例の無い強烈なキャラクターが


融合した、奇跡の本格ミステリー】・・・って、ハードル上げ過ぎです。




通常、最近のドラマは、ワンクールが9話~12話くらいのようですが、


推理物は中の2話~3話は数合わせのイマイチの回があるものです。




それが、この貴族探偵は、ここまでの全ての回がスカです。


全てのトリックに無理があり過ぎます




昨夜のトリックも、ひどいモノでしたねえ。湯船から上げた死体は


引きずられて床を血で汚しているのに、湯船の中は血で汚れていな


かったですし、死体は湯船の中に入れた時点で死後硬直していた


そうなので、そもそも、あんなに床を汚すほどの血が出るとも思え


ません。




一番笑えたのは、密室のトリックとも呼べるモノで、


吊り橋が落とされたのですが、その吊り橋の復旧方法


です。




文章で分かりやすく言うと、A地点とB地点を結ぶ吊り橋があると


想像して下さい。


B地点側の吊り橋の根元を切ると、橋はA地点側のガケにぶら下がり


ます。




今回の橋の復旧方法は、B地点側から垂れ下がった橋の切れた


部分にロープを掛け、引っ張り上げて元に戻すという方法


でした。




たった一人の力で!




その作業はマンガで表現されたのですが、よーく考えて下さい。


人間一人の力で、橋が持ち上がりますか?


話の冒頭に、その吊り橋が出て来るのですが、何十メートルもある


橋です。




おそらく重さは数百トンあると思います。巨大なクレーン車でも無け


れば不可能な作業です。




ネットで調べて見ると、その橋のロケは奥多摩の【しだくら橋】で行わ


れたそうです。 リンク可 ↓




【リンク しだくら橋】




全長が67.15mあるそうです




この吊り橋を、一人の人間が持ち上げたことが、さらりと語られるの


ですが、自分は思わず。


「おい!」


と、突っ込んでしまいました。




そして、その時に同時に、ふと思いました。




この小学生でも、アホかいな!と言える


レベルの物語を、プロの脚本家が書くワケが無い!


全国放送で、局の威信を掛けて制作しているドラマなのです!




そう思うと、第一話からの数々のデタラメとも思えるトリックの全てが、


計算されたものではないかという疑念に行きつきました




それ以外に考えられません。【貴族探偵】は、笑えるレベルのトリック


ワザと放送しているのです。




つまりトリックまで喜劇にしているのです




これは深い! 深い物語です。




話の最終話では、最後の最後に、そのことが理解できる終わり方に


なるはずです。




・・・怖いもの見たさで見て来た【貴族探偵】が面白くなってきました。


次回も突っ込めるところを楽しみながら見ることにします。




突っ込みどころは、またここで発表したいと思います。


本日は、これまで!






追記:


どこかで書いたのですが、嫁さんにドラゴンボールで、孫悟空やピッ


コロが空が飛べるのは、宇宙人だから良いとして、地球人のクリリン


が飛べるのって、おかしくない?というと。


(舞空術「ぶくうじゅつ」という鶴仙流の技ということになっています)




「マンガだから、何でもアリじゃね?」


と言われました。




そうですよね。貴族探偵も喜劇ドラマだから、どんな恥ずかしいトリッ


クもありじゃね? ・・・の気持ちで見て行くこととします。




おわり