たわごと136(貴族探偵) | 単車の虎ブログ  さらばモバゲー単車の虎 度々たわごと

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単車の虎ブログ第二章。配信停止のその日まで。新たな気持ちで再開したつもりが、今はただの課金ゲームになり下がり、惰性で続けることに・・・ブログはもはや「たわごと」のみとなっております。




四月になってテレビも新番組が始まっていますね。自分は嫁さんが


DVDに録画してくれたものを、数話いっぺんに見ることが多いです。




時間がある時に見られるので、非常に助かりますが、時には物語が


終わってから半年以上たってから見ることもあります。




昨夜、新番組の「貴族探偵」が始まったのですが、これも録画の対象


だったのですが、時間が合ったのでリアルタイムで見てしまいました。




自分では推理をしない探偵って、どんなのだろうと興味があったので、


最初から最後まで見てしまいました。




主演は嵐の相葉雅紀さん。ライバルらしき別の探偵事務所の武井


咲さんがヒロインといった感じです。




まず刑事役の生瀬勝久さんが、メチャクチャな推理で適当に犯人を


決め付け、次に武井咲さんが色々推理して別の犯人を導き出し、


最後に貴族探偵(の使用人)が本物の犯人を見つけると言う流れ


なのですが・・・。




最初の無実の人を犯人と決め付ける推理が荒っぽ過ぎます




その昔、銭形平次(ぜにがたへいじ)という捕り物時代劇が


ありましたが、あれに出て来る平次のライバルの箕輪の万七


親分レベルのヒドイ推理でした。




急報を受けて殺人現場にやってきた平次が、先に来ていた万七親分


に言われます。


「おお。明神下の(平次は通称、明神下の親分と言われている)、


急いで来たところ悪いが、もう犯人は分かったぜ」




・・・・こう言う時のパターンで、死体の横に何か落ちていて、それの


持ち主が犯人であると、箕輪の万七親分が決め付けてしまうのです




「この手柄はワシがいただくぜ、じゃあな」


万七親分が満面に笑みを浮かべて去って行き、平次の子分の八五


郎が「くそー」とか言うのですが、結局、推理力と投げ銭を使って、


平次が真犯人を捕まえることになります。




(普通なら毎回、間違った犯人を捕まえる万七親分は、奉行所から


十手を取り上げられてもおかしくないです)




昨夜の貴族探偵のライバルの生瀬刑事と武井探偵は、そのレベルの


推理力でした。


五十年前のドラマでは良かったかもしれませんが、現在の目の肥えた


視聴者のレベルにはツライところです。




最終的に真犯人を貴族探偵(と言うか使用人)が、あばくのですが、


あまりにも、ご都合主義と言うか、簡単すぎるトリックと言うか・・・・。


こっちが恥ずかしくなるレベルの謎解きでし


た。




「大丈夫か!おい!」




やはり推理物ですから、コミカルさだけでは今後の展開が危ぶまれ


ます。(もう二三回見たら、見なくなるかも・・・)


謎とトリックを、もっと奇抜なモノにしないと、スグに視聴者は離れる


のではないかと推測されます。




そう言えば、その昔、深田恭子さんの主演で「富豪刑事」


というドラマがありました。




昔、強欲な手法で金を集めた大富豪の祖父が、罪滅ぼしのつもりで


孫の深田恭子刑事に、資金をいくらでも出します。




深田刑事は莫大なお金を惜しみなく使って、富豪ならではの手法で


事件を解決します。


(たとえば広大な山のどこかに死体が埋められているとすると、その


全ての土地を購入し、土木機械や人員を雇って人海戦術で発見して


しまいます)




(最終的には、その購入した土地の価値が上がって、祖父は儲かって


しまうのですが・・・)




そして「決め台詞」があって、捕まった犯人に向かって


「たった五億の為に人を殺すなんて・・うんぬん」と毎回違うのですが


トンチンカンな空気の読めない言い方で、犯人をいさめた後で。




「では、失礼します」


と言って、なぜか待機していた専属の運転手がドアを開けた高級


リムジンに乗り込み帰って行くのです。




それを呆然と見送った先輩刑事が、ふと我に返って。


「勝手に帰るな!」


と叫ぶのがパターンでした。




どうせやるなら、これくらいやって欲しいです。


【貴族探偵】、頑張れ!




そうだ、Youtubeで「富豪刑事」でも見ようかな♪


本日は、これまで!