ディープダンジョンとは、
ディープは、深いとか濃いとか、奥行の深さをイメージさせる言葉で、
ダンジョンは、ゲームのRPG(ロール・プレイング・ゲーム)から発生
した用語で、迷宮とか迷路を指す言葉です。
ディープダンジョンのゲームは、任天堂からゲームシリーズとして出
されていて、一作目のディープダンジョン魔洞戦記は1986年。四作目
のディープダンジョンⅣ黒の妖術師は1990年に発売されています。
最後の四作目は、全く売れなかったそうです。自分は四作目を少し
やって見たことがあるのですが、最初の段階が非常にハードで、
子供にはハードルの高いゲームだったような記憶があります。
本日は、本当にあるディープダンジョンに行って来た話です。
・・・・・・・・・・。
たわごとです。
(間違って理解している部分があった場合はスミマセン。)
実は先週末は二泊三日で「台湾」に行っていました。10人でツアー
で行ったのですが、目的はちょっと仕事で、大部分が遊びでした。
その三日間の話を「台湾あるある」を含めて書いて行こうと思います。
関空から飛行機に乗ったのですが、当然ながら携帯電話は「機内
モード」をポチットな。と、しました。
---台湾は近いですねえ。映画一本を見ている内に着きました---
台湾に到着して、すぐにWi-Fiが使えるようにと、空港のサービス
カウンターに行って、パスポート番号と誕生日を書いて手続きをしま
した。
あとは、送られて来たメールに、もう一度パスポート番号と暗証番号
として誕生日を書き込んで(19○○年 ○○月 ○○日ってね)発信
すればつながるはずなんですが・・・。
つながらなければ、カウンターの人に「おかしい」と言おうと思って、
その場で操作していると、カウンターの人が何か言っています。
何々~・・・。えっ?。この場所は電波が悪いからWi-Fiが
つながらないって?
・・・Wi-Fiの電波が悪い場所に、Wi-Fiのサービスカウンターが
あるの・・・?
流石ですなあ。一発屋のお笑い芸人の杉ちゃんなら「ワイルドだろ」
と言う場面です。
今回は「ディープだろ」と、言っておきます。
(結局、空港の建物を出て、バスが来るのを待っている内に操作して
つなぐことに成功したのですが、二泊三日の間中で、ほとんど使える
場所は無かったです。何の為の無料Wi-Fiなのか・・・)
ちゃんと現地添乗員の付いているツアーだったので、添乗員のオバ
ちゃんに「Wi-Fiがつながらない場所に、サービスカウンターがある
なんてダメやん」と言うと、「そうですね」と言って気にもとめず笑って
いました。
バスは二階建ての豪華な観光バスでした。三十人は乗れそうなバス
に十人だったので、ゆっくり乗れました。
このバスが・・・まあ・・・走る走る。猛スピードで走るのにビックリしま
した。
見ると、周りの車も相当に飛ばしています。台湾に良く来ている人が
タクシーを含めて、車は「運転荒っぽいで」と教えてくれました。
結局、豪華な二階建てバスは初日だけで、残り二日は10人がギリ
ギリ座れる小さなバスだったのですが、運転はさらに荒っぽくて、
親のカタキが目的地に待っているかのように飛ばす運転手さんで
した。
めっちゃ怖かったですが、これも「台湾あるある」です。
「ディープだろ!」
それからトイレのティッシュペーパーですが、「流さないように」
と、添乗員さんに言われました。
なぜなら台湾の紙は日本とは違って、とけないから詰まることがある
からだそうです。
ウ○コをした場合、尻を拭いた紙は、横にあるボックスに捨てるよう
に言われました。
(・・・この時、確かに【横にある】と言われたのですが・・・。)
ホテルはそこそこ新しい良いホテルでした、そこのトイレは何と
ウォシュレットが付いていました。
おお!。地獄に紙ならぬ神を見たような気分になりました。
観光地でウォシュレットを設置している店は少ないそうですがホテル
でウ○コをする限り、水で尻を洗ってきれいにしてからティッシュで
ふけば、きれいな紙をボックスに捨てることが出来ます。
ホテルの便器の横には、添乗員さんの言った通り、ボックスがあって
足でボックスの下に出ている突起を踏めば、フタが開いて紙を捨て
られるようになっていました。
ようし!絶対にウ○コはホテルでする!
そう自分に誓いました!
しかし!早くも次の日に、その誓いは破られることになります。
やはり緊張していたのかも知れません。次の日の朝に、なんとか
頑張って出そうとしたのですが、ヤギのフンほどの豆粒がポロポロと
出た程度で、量にすれば、明治チョコボール半箱分にも足りません。
もし本物のチョコボールとしたら、こんな量では子供なら泣き出して
しまいます。
不安を抱えたまま観光に出ることになりました。
不安は的中しました。
十人で円卓を囲んで昼飯を食べている時に不意に便意が!
・・・意を決し、目でトイレのマークを探し、トイレへ向かいました。
大勢の観光客が食事をしているホールから、角を一つ曲がると、
入り口の扉が全開のトイレがありました。
「せめて、扉は、閉めとかんかい!」と思いながらトイレへ駆け込み
ました。
そして絶望しました。
狭いトイレの便器に座ると、閉めたトイレの扉が目の前にあって、
右足の靴先には、ウ○コの紙を捨てるボックスがありました。
ホテルのボックスとは違って、ダンボールのボックスにはフタも無くて
前にした人の汚れた紙が、山のように積み上がっていました。
「ディープだろ!」
これから自分の尻を拭いた紙も、その上に積まれるのですが、
何でも高ければ良いと言うモノでもありません。
(スカートは短い方が良いし、女房は若い方が良いです)
ブルーになりながらウ○コを済ませ、尻を拭こうとして、またもや
かなしくなりました。
尻を拭こうと前かがみになると、顔が紙の山に近づくことになります。
ボックスは横にあるって言ったじゃないか!と、添乗員さんの言葉に
腹を立てつつ、神ならぬ紙に頭を下げて尻を拭きました。
・・・屈辱です!
「くふうう・・・」苦汁を飲みながら頭を下げる気分は、もはや半沢直樹
の大和田常務になった気分です。
・・・カミですから、せめて何かの御利益があれば良いのですが・・・。
本日は、集中力が切れて来ましたので、この辺りで終了とします。
まだまだディープなダンジョンを歩いた話が続きます。
それでは、本日はこれまで!
追記:
二日目からのバスですが、小さいバスだったのですが、これがまあ。
思いっきり汚れていました。
ぬかるんだジャンブルを走って来たのでは無いかと思ってしまう
くらい汚れていました。
観光地で他のバスにまざって駐車してあると、乗り込むのにちょっと
恥ずかしかったです。
「ディープだろ!」
追記:
日本でディープダンジョンのゲームが発売される、ずっと前にアメリカ
では、ウィザードリイというゲームがありました。
日本でも発売されて、自分もやったことがあるのですが、頑張って
高レベルまで育てたキャラクターでも、敵との戦闘でやられると当然
死にます。
死んでしまうと、これが大変!。蘇生してもらう為に寺院(?)に行く
のですが、蘇生に失敗すると、永遠に生き帰らないのです。
画面に「LOST」の文字が出ると、それで終わりです。
どんなに長い時間かかって育てたキャラクターも、いなくなってしまい
ます。
日本では考えられない仕組みです。
それが又、面白いので、慎重にダンジョンを探索するのですが、
たまに、クリティカルを使う敵が現れます。
どんなに慎重に体力に気を付けて育てていても、このクリティカルは
避けられません。
体力満タンの状態から一瞬で死にます。そして蘇生に失敗すれば、
永遠に帰って来ません。
ディープダンジョンより、遥かにディープなゲームでした。