18日はPTAの集会から帰って来て、ガッカリしました。神出鬼没の
出張所は、賞味期限付きの回復は無かったようですね。
腐らないステーキが出ていたようです。これなら抗争に備えて、
数セット買っておいても何の問題も無いです。
どうせなら賞味期限のある回復を出して欲しかったなあ。そうすれば
色々な葛藤が見られたのにね。
まあ。次回の出張所に期待します。今回の出張所出現くらいでは、
抗争は勃発しないでしょうね。
やはり制覇族にとって不利になるような状況にならないと、一旦下火
になった抗争のヤル気に、火を付けるのは大変と思います。
運営様。あの手この手で、頑張って下さい。
・・・・・・・・・・。
たわごとです。
さて、PTAでの話なんですが、来月中には29年度の役員を決めな
ければいけないと言うことで、そのスケジュールについて話し合って
来ました。
十二月は後半になるほど、だれも忙しいと推測されるので、前半の
内に来年度に中学三年生になる父兄に集まってもらうことになりま
した。
PTA役員は、会長・副会長・母親委員長(来年度から名称変更)を
それぞれ一名と、補佐を二名の計五名を選出することになっていま
す。
(地区委員だの、学級委員だのは、その役員が決定してからです)
昔は前役員で、役を受けてもらえそうな人を選んで、頼みに行くと言う
方法だったのですが、なかなか受けてもらえなかったり、前役員の
負担が大きくて、それで更に受ける人がいないと言う悪循環になって
いたので、最近は完全に「選挙」という形になっています。
無記名の投票で、まず会長から選ぶのですが、去年は自分に決まっ
てしまい一年間大変でした。(あと数カ月ありますが・・・)
その時に思ったのですが、この無記名投票で最多得票が当選って
制度は、本当に民主主義なのでしょうか?
だって、普段顔を合わせることの無い、学校行事だけしか会わない
者同士が集まって投票すると、当然ながら票はバラけます。
(毎年、票が、かなりの人数にバラけることになります。)
自分は最多得票だったのですが、一票でも多ければ最多得票で
当選するのですが、支持率から言えば20%ほどでした。
つまり10人に8人は別の人に投票したことになります。
選ばれても釈然としない気持ちで、こんな方法で選んで良いのかと
思いました。
そう言えばアメリカの大統領選も、負けたヒラリーさんの方が、多くの
有権者が投票していたそうでは無いですか。
そんなことを考えると、多数決で選ばれるはずの民主主義の、最も
良い投票方法は、どんな方法であろうかと、考えてしまいます。
ある本を読むと「ボルダルール」という多数決が最も有効に働く
民主主義の投票方法であると載っていました。
例えば、票が多くに割れることが予想される場合は、あらかじめ一位
が五点。二位が四点。三位が三点。四位が二点。五位が一点。という
風に点数を決めておいて、投票用紙に支持一位から五位までの名前
を書くのです。
そして得点の合計点の多い人が当選となるのです。つまり一位を
三人取った人より、二位を四人取った人の方が得点は上になります。
(五点×三人<四点×四人となる)
(厳密には三位が何人、四位が何人とか、全ての得点を足して結果が
出ることになります)
投票者の多数の思いがもっとも反映される、最上の投票方法だ
そうです。
しかし、この方法は集計が面倒で、実際は少数による多数の
支配と言うことが、あたり前のように行われています。
例えば政党の派閥です。一見、多数派の与党が政権を握っている
ように見えますが、実際は与党の中で小さく分かれた派閥の、主に
一番勢力のある派閥が実権を握ることになります。
派閥は、数が多くなればなるほど、少人数で多数を支配することに
なります。
こんなことで、良いんでしょうかね。
民主主義。民主主義と言っても、大きな顔を出来るワケでは無いと
思います。
(最も最上な方法は、独裁者が現れない憲法のもとで、聡明で優秀
な個人が権力を持つ政治構造であると思います。・・・あり得ない
形態ですがね。銀河英雄伝説のラインハルト皇帝は、そうでした)
・・・さて、来月のPTA選挙はどうなるのでしょうか、立候補者があれ
ば、何の問題も無いのですが、過去に立候補者はゼロだそうです。
最悪のシナリオは、当選した人が「拒否」することです。
それでも過去に拒否はゼロとのことですが、ひんしゅく覚悟で拒否
されたら、これまでのルールが崩れることになります。
拒否されて、又、選挙して、次に選ばれた人が自分にも拒否できる
のでは?。などと言い出したら収拾が付かないことになります。
何とか上手く行って欲しいと思います。自分の最後の大仕事です。
これが終われば、あとは卒業式まで楽勝です。
・・・PTA役員選挙を始める前に、建て前として。
「役員を決める良い方法は無いでしょうか」
と、言うことになっています。
前回の時も思ったのですが、ここで。
「集会の欠席者から選挙で選べばどうでしょうか」
と、言ってみたい誘惑に駆られます。
集会の案内状には、欠席者は集会の結果に異議をとなえないこと、
となっています。
それなら簡単に決まりそうですが・・・。
そう言えば、多数決の暴力と言うことがあるそうです。
マンションの集会でエレベーターの改修工事の費用分担の話し合い
があったそうです。
一階の住民はエレベーターを利用することが無いので、費用負担する
のはおかしいとの意見が出ました。
エレベーターの改修は、マンション全体の価値を上げることになりま
すが、確かに一階住民の直接的な利益にはなりません。
一階住民と、その他の階の住民の話し合いは進まず、逆にその他の
階の住民から【一階の住民による全額負担】が提案され、圧倒的多
数で可決されることになってしまいました。
・・・と、言うのは架空の話です。
それでも「選挙で決める」と言うことは、
多かれ少なかれ、
このような理不尽が含まれている、と言うこと
です。
自分の読んだ本の著者は、選挙とは別に、先に述べた順位で点数を
付ける「ボルダルール」を使って、人々の細かい民意を調べれば良い
と言っています。
それによって、たとえば「憲法改正に賛成か反対か」ではなく、この
部分は賛成だが、この部分は反対と言うことが分かったり、「沖縄の
基地。賛成か反対か」ではなく、この部分は負担し、この部分は別の
方法を探す。と言うことが、分かって来るそうです。
なるほどなあ。・・・と思いつつ。
「言うは易し、やるは難し」 と言うモノで
すね。
・・・まあ。何だかんだ書きましたが、PTAの役員選挙が、上手く行
ってくれないかな~。と思う自分でした。
おわり。