たわごと81(鬼勘解由 おにかげゆ) | 単車の虎ブログ  さらばモバゲー単車の虎 度々たわごと

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単車の虎ブログ第二章。配信停止のその日まで。新たな気持ちで再開したつもりが、今はただの課金ゲームになり下がり、惰性で続けることに・・・ブログはもはや「たわごと」のみとなっております。

単車の虎イベント「特攻最前線 鳳凰山の大血戦」。ついに最終日


です。


まあ・・・長かったですね。




トップ3の順位は、中日を過ぎた辺りで決まりましたが、夏ツアーの


総合順位は、最後まで分かりませんでした。


五位のチームが三位になったら、総合で三位に入れないことも


無かったからです。


面白かったです。(まだ、終わっていないのにスミマセン)




途中で経験値が変わるなど、波乱のイベントでしたが、最終的には


経験値が凄く良くなりました。


それでも【保障がコーヒー1個】だった時は、呆然としましたが・・・。




もう時間もありませんが、自分のチームは目標を達成できそうで、


結果的には非常に良いイベントでした。




タントラ話はこれまで!


以下。たわごとです。




・・・・・・・・・。




たわごとです。




昨日のYahooニュースに、フィリピンの新政権の話が出ていました。


フィリピンのトランプ氏こと、ドウテルテ新大統領が、公約していた、


【治安改善】をめぐって、強権姿勢を表しているそうです。




大統領就任前の半年間で、警察に射殺された麻薬取り締まり容疑者


は100人だったそうですが、ドウテルテさんが大統領に就任してから


一ヶ月で、麻薬取り締まり現場などで、容疑者402人が警察に射殺


されているそうです。




24倍も、射殺された人数が増えています。これは怪しそうだったら


片っぱしから射殺してしまうと言うレベルです。


同時に逮捕者も5418人出ているとか。




恐れをなした薬物中毒患者や密売人が約57万人も、当局


に出頭しているそうです。




402人の射殺もおどろきますが、57万人が出頭して来たって・・・


ケタが違いますね。




人権団体から批判が上がっているそうですが、新大統領は、警察


だけでなく、一般の人にも、麻薬容疑者を殺しても良いと告げていて、


徹底的にやる姿勢を見せています。




凄いのですが・・・フィリピンには死刑制度が無いのですが、もはや


死刑制度と変わらない取り締まりです。


しかも、裁判も無し、釈明する場も無いので、これは麻薬密売人で


無くても、・・・確かに怖いわ・・・。




・・・・・・・・・・。




・・・話はちょっと飛ぶのですが、日本の江戸時代の死刑制度として、


「首打ち」による処刑方法がありました。


(前にも少し書いた話です)




江戸時代初期の頃、「試刀術」という刀の切れ味を試す術があって、


試し斬りの名手と言われた、旗本の中川氏の弟子で、山野氏という


人が、専門的に試し斬りを始めたそうです。




山野氏は、6,000人以上の罪人を試し斬りしたそうで、この子供が


後を継いで「御ためし御用」として、正式な幕臣となったそうです。


御ためし御用は、試し斬りだけでなく、処刑の際の「首切り」の役目も


拝命するようになります。




その後は血縁の者で、後を継げるほどの技量の者がいなかったので


山野氏の弟子たちが、御ためし御用を務めていましたが、その弟子の


中に、浪人であった初代当主山田浅右衛門がいて、その後、幕府の


許可を得て、山田家のみが、御ためしの御用を務める体制が出来た


そうです。




これが1736年と言いますから、それから明治になって斬首刑が廃止


されるまでの約150年間は、代々の山田浅右衛門(朝右衛門と名乗っ


た者もいる)が役目を引き継ぎました。


(抜群の技量が必要な為、実子が後を継いだのは二名のみ)




自分は山田浅右衛門を扱った、原作:小池一夫、作画:小島剛夕の


漫画の「首切り朝」が大好きです。首を斬られる者が、いかにして


その境遇に至ったかが描かれることが多くあって、読み応えがあり


ます。




さて、その「首切り朝」の物語の一話に、【鬼勘解由(おにかげゆ)】


という話があります。


鬼勘解由は、あだ名で、本名は中山勘解由(正式名は中山直守)


と言うのですが、役目は江戸の町を守る「火付け盗賊改役」の初代


長官でした。


(有名な「鬼平」こと、長谷川平蔵の何代か前の長官です。)




実在の人物で、取り締まりは熾烈を極め、盗賊たちにと呼ばれ


て恐れられていたそうです。


(エビ責めという、縄で縛って苦しい格好をさせる拷問は、この人が


考案したそうです)




リンク→ ≪エビ責め≫





漫画の中では、自分を盗賊たちから、さらに恐れさす為、朝右衛門に


首切り役を無理やり譲らせます。


罪人の首を斬ることで恐れられている、山田朝右衛門は一人しか


いませんが、「鬼勘解由」は「鬼の面」をかぶった影武者を何人も


作って、江戸の町を盗賊をさがして走り回り、恐れた悪党たちは


一時、姿を隠します。




江戸の町の凶悪犯罪は激減し、この影武者鬼勘解由作戦は、当初


成功したかに見えましたが、盗賊たちは裏をかいて、自分たちも


「鬼の面」をかぶって、商店に「改める」と言って夜中に木戸を開け


させて、強盗殺人をするようになります。




盗賊が現れたと知った、火付け盗賊改役が現場に急行しても、


「鬼の面」をかぶった盗賊と、味方の区別がつかなくて、大混乱


することになりました。




結局、漫画では、中山勘解由は首切り役を山田朝右衛門に返上し


自身は騒動の責任をとって、切腹することになりました。




・・・・・・・・・。




・・・さて、初めに戻って、フィリピンのドウテルテ新大統領ですが、


一般の人も麻薬密売人を殺しても良いことにするなんて、いったい


どうなるのでしょうか。




証拠も無しに、気にいらないから密売人ということにして殺そうと


したり、保険を掛けておいて、間違えて・・・あるいは間違われて


ということで殺してしまおうか・・・。と言うような事件が頻発するよう


になるのでは無いでしょうか。




あまりにも強引過ぎる手法は、やがてどこからか、ほころびが出て


来ると思います。


それは結局、自分の首を絞めることになるはずです。フィリピンの


政策の行くへに注目です。




おわり。





追記:


今年から8/11が祝日になったので、会社はその日から盆休みです。


今年はちょっと遠くまで遊びに行く予定なので、当然ながらその間は


更新できません。




明日からの二連休も、タントラの友達が何人か遊びに来るので、


海をメインに遊びます。


仕事も遊びも徹底してやらないとね。




盆休みまでに、最低あと一回は更新するつもりです。


それでは、また。