たわごと80(死屍に鞭打つ) | 単車の虎ブログ  さらばモバゲー単車の虎 度々たわごと

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単車の虎ブログ第二章。配信停止のその日まで。新たな気持ちで再開したつもりが、今はただの課金ゲームになり下がり、惰性で続けることに・・・ブログはもはや「たわごと」のみとなっております。

死屍に鞭打つ(ししにむちうつ)とは、


中国。の時代。優柔不断の「平王」が、諫言を信じて「伍子胥


(ごししょ)」という人の父と兄を処刑してしまいます。




伍子胥はウラミを生涯忘れることは無く、苦難の末に隣国の「呉王」


を補佐して、楚を討ちます。


楚の王は、すでに代が変わっていたのですが、伍子胥は「平王」の


墓を掘り起こして、屍に鞭を打って、ウラミを晴らしたそうです。




めちゃくちゃ深いウラミで、恐ろしい話です。




その故事から、すでに死んだ人の言行を非難することを「死屍に


鞭打つ」と言います。




どこかの国では、「千年たってもウラミは消えない」と言った人が


いますが、まさに、このことですね。


怖いです。




本日は、書いて良いかなと悩みつつ、できるだけソフトに書こうと


思います。


不適切な表現があったらスミマセン。自分の文章力の無さから


来ています。


最初にあやまっておきます




・・・・・・・・・・。




相模原の殺人鬼は異常です。薬物を摂取していて、責任能力の


問題も出て来ていますが、殺す相手を「冷静に選別して」殺人を


作業のように行っていることから、通常の精神鑑定で責任能力を


判定しても良いものかと思います。




前代未聞の殺人事件であり、どのような事情や精神的疾患が


あろうとも、【無罪】では世間は納得しないと思います。


もし、そのような判決が出ることになれば、法律には重大な欠陥が


あると疑うことになるでしょう。




19人を殺した殺人鬼は、周囲に【ヒトラーの思想】が降りて来たと


言っているそうです。


ヒトラー率いるナチスが、「優生学」を研究していたのは有名な話で、


多くの障害者を計画的に抹殺した作戦は「T4作戦」と呼ばれていた


そうです。




優れた遺伝子を持つ「選民思想」のヒトラーは、人間の精神性を


無視して、人の良し悪しは人種によって生まれながらに決まっている


という妄想で多くの人々を虐殺しました。




このヒトラーを元にして、自分の好きな【銀河英雄伝説】に出て来る


のが、初代銀河帝国皇帝のルドルフ大帝です。(勿論。悪者役です)


彼が作った法律の中に、まさに優生学から出来たような悪法があり


ます。




「劣悪遺伝子排除法」です。劣勢な遺伝子を


排除することにより、後世に優秀な遺伝子を残すことを目的として


作られました。




しかし、皮肉なことに、ルドルフ大帝と王妃の間に生まれた息子が、


先天的な障害を持っていたことから、ルドルフ大帝は、母子と出産に


携わった医師を処刑してしまいます。


自分に劣悪な遺伝子があったのではなく、王妃に原因があったと


してしまったのです。




劣悪遺伝子排除法は、言うまでも無く、道徳的にも最悪な思想で、


法律であるのですが、銀河英雄伝説の中でも、明確に否定されて


います。




そもそも、人は約二万個の遺伝子で形成されていて、生物的な形質


として現れる多くの部分は、遺伝子の組み合わせによって現われま


す。




その為、特定の遺伝子が、そのまま先天的な障害を


生むとは限らず、健全な、どの男女の組み合わせからでも、障害を


持った子供が生まれて来る可能性があるそうです。




生物進化においては「遺伝子の多様化」こそが基本であって、


特定の遺伝子を制限するような方法では、かえって人類を退化させ


てしまう危険性があるとのことです。




何が書きたかったのか分からなくなりそうですが、つまり、相模原の


殺人鬼の言い分は、何から何まで間違っていると言うことです。




そして、命の代償は、命でしか、あがなえないモノと思います。


死刑廃止が世界の流れですが、殺人鬼の極刑は、しかたのないこと


と思うのですが、どうでしょう。




≪上の、命の代償は、命でしか、あがなえないモノ・・・ですが、その


考えを小説にして書いたモノがあります。時間がある方は、読んで


見て下さい。リンク先の第六話です。 リンク→【第一章のまとめ 】≫




・・・・・・・・・・。




死刑と言えば。




切腹というのは、武士の最上級の責任の取り方で、切腹すれば


どのような罪でも許される、となっていました。


(許されない罪の場合は、斬首という刑罰もありました)




切腹という風習があったことから来ているのか、日本人は、生前、


評判がヒドク悪かった人でも、亡くなってしまうと、悪口はあまり


聞かれなくなります。




「罪を憎んで、人を憎まず」です。


「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ということわざもありますが、


(その人を憎むあまり、その人に関わる全てが憎くなるということ)


死んでしまえば、憎しみも消えます。




(完全に余談ですが、漫才師の故横山やすしさんも、晩年はボロクソ


に言われていましたが、若くして亡くなってしまうと、悪評は消えて


しまいました。・・参議院選挙に落ちた時に、敗因を聞かれて「国民が


アホやから。以上!」は伝説のコメントです)




(そう言えば、故千代の富士さんも、現役時代は良かったですが、


親方になってからは、本当かどうかは知りませんが、「ケチ」と言う


のが有名で、親方衆の間での人望はゼロだったと聞きましたが、


亡くなれば誰も、それを言う人がいませんね)




「死屍に鞭打つ」という言葉がありますが、これは


日本人には良く思われないと思います。


亡くなった方は、もはや仏様ですから、ただ成仏を祈るのが残った


人の取る作法かも知れません。




本日は、「何ちゅう話」になってしまったのでしょうか。不快な部分も


あったとは思いますが、思い切って書きました。


何とか寛大な気持ちで、お許し下さい。




おわり。





追記:


先日、ビートたけしさんが言っていましたが、幽霊はナゼ病院とか


廃屋とか、墓地に出るのだろう・・・って。




死んだら、会いたい人は他にいるだろうって。ナゼ、肉親のとこに


出ないで、他人のところに出るのだろうって。




なるほどと思った自分ですが・・・はい。幽霊なんて信じてマテん。




幽霊を信じていないのですが、ナゼかは下記リンクにて説明して


います。


同時に、「幽霊がいる」と断言する方にも、どうすれば他人に言う


ことを信じてもらえるか載せています


「なんて、自分はやさしいんだろう♪」




さあ。スグに以下より。検索、検索~♪




リンク たわごと (暗示)】