「キャリアと育児の両立」
この問題は、働いているママの
多くの悩みではないでしょうか？
実際私も、９歳の息子と６歳の娘
二人の母親です。
働きながら、日々子供との時間。
シッタ－さんとのスケジュ－ルの調整。
学校のイベントの際に、
仕事の休みをリクエストしたり・・
限られたj時間の中の家事など、
奮闘中です。
「３歳までは家で子供を面倒をみたい！」
今でも、そういう母親は多いと思います。
それは、きっと世間が何度も、
何度もリピ－トするし。
もしかしたら、自分の母親も
専業主婦で家庭にはいって面倒みてくれた。
もしくは、ご主人も子供が小さいうちは
家にいて欲しい・・・そう思っている。
自分では働きたいと思っていても、
周りの世間体、社会からの
いわゆる母親像の期待。
母親とはこうあるべき・・・
そんな社会通念。
この「社会通念」は
生活する上でかなり
悩まされますね～
そんなイメ－ジと、自分の希望との
ギャップに苦しむ場合もあるのでは
ないでしょうか？
私は、息子が６か月の時に
フライトに復帰しました。
特に、自分の母親には
「そんな小さいのに、家を何泊も
あけて・・可哀そうに」
と言われました。
航空業界で働いていると、
私たちの中では、特別なことでは
ありません。
それでも、一般的、特に
日本だと、ダメ母親のように
思われている感じがします。
そんな子供をおいて、
仕事だなんて・・・
「そこまでして、働かなければいけないの？」
母親には、「主人の収入のことさえ言われて・・」
とても嫌な思いもしました。
主人がかなり稼いでいれば、
私が働かなくてもいい。
と思ったようです。自分も働いていた
母親なのに、それでもそのように思った
ようです。
収入だけの理由だけでなく、
自分の世界を持って働きたいと思う
女性は多いと思います。
仕事をするというのは、
経済的な理由だけでは
ないでしょう！！
自分の世界がなくなり、
見失い、喪失感一杯に
なる人もいるでしょう。
私は、そうでした。
実際、パリにアパルトマンを買って
急に妊娠、出産したので、
経済的にも働いた方がよかったのも
ありますが・・それでも１年くらいは
家にいて子育てに専念する
前提でいました。
今考えると・・・何で一年と思ったのでしょう。
一年くらいは家にいなきゃと思っていた
自分もあります。
社会通念を意識していたのでしょうね。
それでも、わたしは家で
子育て、家事だけしていることが
とても苦痛でした。
子供は大好きだして・・
子育てを放棄しているという
わけではありませんが、
その世界だけということが、
とても辛かったのです。
そういう女性がいてもいいと
思います。
今でも、先輩、同期にも
「やち、１００パ－セントで働いてるの？？ 」
「子供が小さいのに・・・ すごい！」
と驚かれます。
パ－センテ－ジを落として働ける
環境にある私たちの会社なので、
沢山のCAママは、働くフライトの
量を少なくしています。
でも、私は今のサイクルが
丁度いいのです。
皆が、他の人と同じように
しなければいけなり理由は
ありません。
大事なのは、自分がどう感じるか。
満足して生活できるか？
実際問題、働きたくとも、保育園
託児所などの空きもなく・・
そういう難題もありますね。
そういう難題があるところ、
世間体、ご主人の意向もあると、
やっぱり、仕事を続けるのは無理ね。
と、解決策を見つける前に、
退職する流れにいく場合もあるの
かもしれませんね。
アメリカ、ヨ－ロッパの海外では、
３歳までは・・
なんて聞きませんね。
フランスの学校で、子供の送迎を
していると、専業主婦の方は
本当に稀ですね。
特にパリ、パリ郊外だと物価の高さもあり、
二人とも働かないと生活していけないという
理由もあるとは思いますが・・
私は、ママ本人が家で子供を面倒みたくて、
また家族の理解も得られたらいいと思います。
苦しんでいるママは、自分の意向とは
反対に周りの期待に応えようとしていること。
誰もが、母親としての適性、子育て、
家事など得意ではない場合もあります。
先日カウンセリングした市原 美乃里さん。
（本人の了解をえて、お名前ブログを紹介させてもらってます！）
4歳と1歳の息子さんをお持ちのママ、
また、マタニティ産後ヨガインストラクターをされています。
仕事とのバランス。仕事のことが育児に
影響してイライラしてしまったり・・
私も含めて、多くのママが、
もっと仕事の時間をとりたくて
イライラしてみたり、仕事のことで
余裕がなくなり、ちょっとしたことで
子供にあたってみたり。
母親業に影響することは多いですよね。
みのりさんはカウンセリングのトピックを、
「キャリアと育児の両立」を選ばれました。
みのりさんも、ご自身のお母様の期待する
母親像、ご主人、また義理のお母様の
期待する母親像。そのプレッシャー。
そして、
それに反して、ご自身は、母親だけでな
く仕事、起業もしたい！！
色んな顔を持って活躍したいと
思ってらっしゃいました。
３０代、４０代の世代は、まだまだ昔からの
世間が期待する母親像。
そして、新しい母親モデル。
仕事も、母親としても、妻としても、
そして一人の大人の女性としても
輝いたいと思う。
(多分、読者の方は皆さんこう思っていらっしゃるのでは・・）
この新しいモデルが完全に浸透していない
中で生活していく辛さ。
その狭間の価値観に苦しめられている
と思います。
周りの期待に応えて、自分を我慢して
子育てを頑張っていても、幸せでななく。
結局、子育てしながら、満足しない
生活のためイライラして子供にあたったり。
せっかくの子育ても楽しめない方が多いかもしれません。
ママが、自分の目標、夢に向かい、頑張り、
仕事をしている姿は、子供と過ごす時間が
たとえ少なくても、子供はママの生き生き
した姿をみています。
今、育児と仕事を両立しているママ、
過ごす時間の量ではなくて、
どれだけ良質のいい時間を
子供と過ごせるか。
保育園にいれて、長時間すごして、
子供がかわいそう！
と思うママもいるようです。
子供は、専門の方に任せるという
ことも大切です。
保育園では、家ではできないこと、
お友達との関係、年上、年下の
お友達の関係から学ぶこと。
言葉の吸収量も家にいる子供とは
かなり違います。
保育園に預けて仕事することを
後ろめたく思ってはいけません。
子供は、すでに子供だけの世界を
作り始めています。
私は、働いているママの後ろ姿を
みせることが、一番の人生、
生きていくことのメッセ－ジに
なると思っています。
ママが働くことで、沢山のメッセ－ジが
伝わると思います。
子供が、
「学校に行きたくない！、勉強したくない。」
と言うときには、ママもパパも、
仕事に行きたくない日
もあるけど働かないといけないでしょう。
なんて説得することもあります。
勉強だって子供ですからしたくない
日もあります。勉強する意義も
説明しやすくなります。
勉強を頑張って、自分が好きな
仕事につくために将来のために
お勉強をしている。英語だって、
日本語だって、将来の仕事に
役立つでしょう！！
また、
働くという代価で、お金をもらっている
ということも時々説明したりしています。
会社が、銀行にお金を振り込んでくれるん
だよと。お金の仕組みを簡単に
説明したりもします。
子供って、ATMからありったけのお金を
引き落とせてると思っていますよね。(笑)
お金の教育、物の大切にすること。
勉強する大切さ。継続する大切さ
目標に向かって努力すること、など・・・
ママが働きながら、悩みながら生きていること。
子供には、人生を生きることの意味が
少しずつ伝わっていくと思います。
人生は、いいことばかりではありませんよね。
また、みのりさんとご主人との考え方の違いを
うめるため、ご主人に協力、納得してもらう
ために出来ることもアドバイアス
させてもらいました。
みのりさんにとっては、今までご主人に対しての
言動で改めることもあると気付きにもなったようでした。
そして、余談にはなりましたが私がやっている
フランス式の子育てを紹介したら、
ちょっと試しにやってみるとお話されていました。
我が家では、数か月の赤ちゃんの時から、
ベッドで１人で寝かしています。
一緒に添い寝をして寝かしつけを
したことがないのです。
親がフランスにも来れなかったし、
周りには子供がいる日本人の友人も
当時いなかったので、
子育てがよく分かりませんでした。
そのため、我が家では、完全に
フランス式子育てを実践しました。
皆が、「寝かしつけで・・・・
そのまま疲れて一緒に寝てしまって。」
なんてよく聞きますが、
私は全く経験ないのです。
このあたりは、かなり余談での話でしたが、
みのりさんには衝撃的だったようで、
興味を持って聞いて頂けました。
日仏カップルでの子育てでも、完全に
私のような子育てしているママは少ないですね。
先日も、友人のお宅に出産のお祝いに
いきましたが、完全にご主人は別の
お部屋で寝て、友人は授乳もあるので、
赤ちゃんと二人でご主人との
寝室を占領しているとのことでした。
また機会があったらブログでも紹介したいと
思います。フランス式の子育て、かなり
ママは楽させてもらっているのかもしれません。
実際働いていると、家事には
時間が取られるし、買い物いって
ご飯作って、掃除して、洗濯して・・
日々のやらなければいけないことに
追われて、アップアップしますね。
ちょっとお金はかかりますが、
本当に大変な時は、家事を代行で
頼んだり、食事も手をぬいて、
テイクアウトしたり、調整しながら
やっていくと良いと思います。
家事の代行なんて！！
お金もかかるし・・なんて思うかもしれません。
でも、長く続くことではないので、
子供が小さいときだけと割り切って、
少しママが楽する工面をするのも
ありかなっと思っています。
私も、二人目が生まれて四苦八苦
いっているときは週に１回だけ
お掃除を頼んでいました。
両立していく上で、ご家族の
協力も得ながらやっていけると
いいですよね。
ママだけが我慢、無理することはないと
思います。
少しお子さんが大きくなったら、
子供にもお手伝いをしてもらう
役割を与えていいと思います。
娘は、５歳くらいから洗濯物を
たたむのが好きで、お手伝いして
くれています。
干すのも結構得意です。
９歳になる息子は
興味なしですが・・"(-""-)"
そして、ママが全てしないとという
責任感も感じなくてもいいと思います。
ついつい私も、主人も大変だからと
無理して色々やっている時期もありましたが、
割り切って、お願いするようにしています。
１人で全部やるなんて、無理がありますから。
子供が小さいうちは、特に
エネルギ－もとられます。
工夫をしながら、
何とか乗り切って欲しいですね♪
最後になりましたが、ZOOMでオンラインでの
カウンセリングをした感想をいただきました。
セッションを受けてみて感じたこと、気付きはありましたか？
自分がたくさんの思い込みに制限されて
行動しているんだな、
セッション２回目ですが、
いろんな視点で物事を考える気づきを
与えてくれます。
自分の中で勝手にできないと思い込んで
悩んでいたことが、少し視点を変えると
できることに気づけてよかったです。
カウンセリングを受けてみて、私の印象はどうでしたか？
優しくて綺麗なお姉さんです！
オンラインでしたが、
キンチョーしてお話しできなかったかも（笑）
美人で経歴も素晴らしい方なのに
とっても気さくで、私の話をよく聞いて
賛同してくれたのが嬉しかったです。
いただけたのも嬉しかったです！
セッションをどんな方にお勧めしたいですか？
自分の中でグルグル悩みのループに陥っている方。自分一人で考えていてもなかなか
良案は思いつかないもの。
どんな考え方があるか、
もっと早く見つかる
みのりさん、
アンケ－トのご協力ありがとうございました。
嬉しいお言葉、励みになります！！
まだまだ手のかかる二人の子育て中。
３月は、ハ－フマラソンにも参加した
みのりさん。
忙しい中、練習時間を捻出されていました。
尊敬します！！
そして、最近はヨガのインストラクタ－の
他にファ－スティングにも力をいれて
いらっしゃいます。
私もかなり興味あります。
機会があれば、みのりさんのご指導の下
やってみたいなっと思っています。
興味のある方、是非ブログを覗いてみてくださいね。
みのりさんのHPは↓
アメブロはこちら
http://profile.ameba.jp/minoyoga/
アメブロのプロフィールより。
市原 美乃里
幼い頃から体が硬く、肩こり、頭痛、冷え性、
近視等の不調に悩む中でヨガと出会う。
２０１０年夫の転勤でＮＹで過ごす間、
ヨガスタジオyogaworksに通い、
アライメントを重視する安全なヨガに魅了される。
２０１１年Ann Mosca、Paula Lunchに師事し、
yogaworksの全米ヨガアライアンス
２００時間指導者養成講座を修了。
２０１２年渡印し、ヨガの聖地である
リシケシのアシュラムに滞在。
現在は育児の最中、ヨガを通して
自身を見つめ、子供とのつながりを
大切にする日々を送っている。
資格
yogaworks200時間指導者養成講座修了
（全米ヨガアライアンスRYT200）
視力向上ヨガインストラクター養成講座修了
Bliss Baby マタニティヨガ・
産後ヨガ指導者養成コース修了
２つのランキングに参加しています
応援クリックありがとうございます。