アニメソング自体がオワコン[理由①] | けーの暇つぶしブログ

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前回は、「LiSAがオワコン」と言う動画での紹介に対し、

「LiSAが」ではなく「アニメソング自体がオワコン」と結論付け、

現在のアニメソングの現状に触れていこうというところで話は終わった。

では、「アニメソング自体がオワコン」の話を続けよう。

まず、私の意見に対して、

「近年[2020年代]には、年間ビルボードジャパンで、

 最上位にランクインしている極がいくつもあるじゃないか。

 アニメソングはオワコンどころか、流行ってるじゃないか」

こういう疑問を持つ人達もいるだろう。

この部分での、私の認識を話していきたい。

 

2022・2023年はアニメソングがビルボードジャパンを制した。

2022年は「鬼滅の刃 遊郭編」より「Aimer - 残響散歌」

2023年は「[推しの子]」より「YOASOBI - アイドル」、

そして、

2024年も「マシュル」より「Creepy Nits」より「Bring-Bang-Bang-Born」が

首位を獲得する可能性が見えてきている。

3年連続でアニメソングが日本の音楽業界を制したなら、

アニメソングが流行の最先端、そう思えてくるのも理解できる。

 

他にも、

「SPY×FAMILY」「呪術廻戦」「ONE PIIECE FILM RED」

「チェンソーマン」「名探偵コナン 名探偵コナン 黒鉄の魚影」

「THE FIRST SLAM DUNK」「炎炎ノ消防隊」などなど、

発表年の年間チャートで、平気でトップ10に入る、

私からすれば「化け物タイトル」が軒を連ねている。

 

しかし、これらのヒットがありながらも

「アニソンがオワコン」と敢えていう。

その理由は、以下のようになる。

①現在のアニメソングのヒットは流行曲に過ぎない

②2000・2010年代のアニメソングと現在のアニメソングの格差

③現在のほぼほぼのアニメソングが、かつてのアニメソングのヒットに全く及ばない

④アニメソング界におけるスターの不在

 

では、上記した順番で書き進めていこう。

 

①現在のアニメソングのヒットは流行曲に過ぎない

これが、現在のアニメソングの規模が異様であることから感じることに起因する。

「あなた達、曲は聞いてるけど、アニメ見てないでしょ?」

確かに「アニメのヒットから火がついた」とは言われるものの、

一度燃え上がり始めたら、勝手に広がっていくもの。

アニメソングになったことは起点でも、

その後は、完全にアニメからは離れてしまっている。

アニメファンでもない人々が勝手に盛り上がって、もてはやしている。

 

なので、近年ビルボードでアニメソングが上位にいても、

個人的には「アニメソングのヒットと自覚できない」。

アニメソングを追いかけている身としては

どこか遠くで起きている事象のように思えてくる。

そのどこか遠くで起こっている現象と感じるのは、

2000・2010年代のアニメソングと、

現在のアニメソングのあり方に明らかな違いがあるから。

それが、②にあたる。

 

次回は、

この②2000・2010年代のアニメソングと現在のアニメソングの格差

を、具体例を上げながら話をしていきたいと思う。