アニメソング自体がオワコン[導入] | けーの暇つぶしブログ

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とあるゆっくり解説動画で、

「LiSA」がオワコン歌手として紹介されていた。

「鬼滅の刃」で、2019~2021年を代表するヒットを送り出したと思えば、

2022以降は尻すぼみで、もうどこ行ったの世界。

同じ「鬼滅の刃」で、

2022年度ビルボード・ジャパン年間首位を獲得した「Aimer」も、

2023年には、全く姿を見なくなってしまった。

タイアップによって大ヒットを出したものの、後が続かない。

いわゆる「一発屋」の部類として扱われている。

 

しかし「LiSA」「Aimer」は、

「鬼滅の刃」でいきなり出てきたぽっと出の歌手ではない。

2010年代には、アニメファンなら誰もが知る作品でヒットを出し、

アニメソング界隈では、業界を代表する歌手だ。

ただ、2010年代のヒットアニメは大抵は一般には浸透しておらず、

「LiSA」「Aimer」の名前は、表面化していないだけだ。

 

2000年代・2010年代は、

一般人にとってアニメソングは空白の時代だろう。

アニメファンの中では、各々の年のアニメソングのヒットはわかるが、

一般人には、それはいつ・どこで放送していたアニメ?であり、

主題歌など知りようがない。

そんな時代に「アニメソングの大ヒットを出した」と言われても、

一般人が実感を持てるはずがない。

 

そこで、LiSAの話に戻るのだが、

LiSAはアニメソングを中心にシングルを切る

「アニソンシンガー」的な立ち位置を取っている。

そんな立ち位置にいて、2010年代を引っ張ったのが、

LiSAを含む、5組のソニー所属の歌手たちだ。

「LiSA」「藍井エイル」「Kalafina」「春奈るな」「ClariS」

アニメファンなら、それぞれの代表曲がパッと浮かぶ面々で、

それらが、年度を代表する楽曲でもある。

 

そして、これらの面々のヒットは個人の人気よりも

「主題歌になった作品の力」に依るところが大きい。

アニメファンのみなら、アニメファンのみなりに、

人気・支持がなければ、売上も聴取数も伸びない。

LiSAが「鬼滅の刃」からヒットを出せていないのは、

単に「人気のある作品の主題歌を担当できていない」のであり、

これは、LiSAがソロデビューした2011年から変わらない。

つまり、「LiSAがオワコン」扱いされてしまうのは、

「アニメ全体で、主題歌のヒットを引っ張る作品がなくなっている」

つまり、「アニメソング全体がオワコン」なんだ。

 

ひとまず、ここで筆を止めておこう。

反論として「鬼滅の刃」の他にも、

「[推しの子]」「SPY×FAMILY」「呪術廻戦」「薬屋のひとりごと」

アニメソングのメガヒットがあるじゃないか!

こういう声が上がると思うので、これらに答えていきたい。

そして、この声と私が言う「アニメソングのヒット」が、

そもそも別物であることを含めて、書いていこうと思う。

 

明日、また会いましょう、