TOKIO - メッセージ[天国に一番近い男 DM-TM][2001]
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2001年5月30日発売。22枚めのシングル。
最高位1位[当時初の記録・以後6作で首位を獲得]
登場週数12週[登場週数にしては高売上]
2001年度年間40位[累計売上約40万枚]
TOKIOのシングルの売上には波があり、
同時期のシングルに比べて、極端に売上が高くなる曲が出ています。
1996年までで、売上の平常値が落ち着いた後のシングルで、
高い売上を出している曲は
1997年[フラれて元気]
1996年末~1998年のシングル売上が10万程度の中、
[フラれて元気]は約35万枚を売り上げています。
1999年[君を想うとき]
[君を想うとき]から[メッセージ]の間のシングルでは記録しなかった、
年間トップ100入りを果たしています。
そして、2001年[メッセージ]
ここから年間トップ50入りは
[宙船]の2006年度年間15位までありません。
いずれのヒット曲にも、メンバー主演のドラマ主題歌になっており、
ドラマのヒットとともに、売上を伸ばしている楽曲です。
[メッセージ]はTOKIOの中では3番めの売上で、
TOKIOの曲として真っ先に思い浮かべられてもおかしくないのですが、
[宙船][AMBITIOUS JAPAN][LOVE YOU ONLY]が
長瀬智也が在籍されていた頃、テレビ出演した際の演奏頻度が高かったです。
[フラれて元気][君を想うとき][メッセージ]と、
演奏頻度の高い楽曲の決定的な差は[登場週数]です。
世の中に、どれだけ広く、長く出回ったかが
大衆の印象の決め手だということです。
CD売上の成績と、実際の認知度残留度の違いを
TOKIOのくっきり分かれてしまっているヒット曲に見ます。
個人的には、同時期に特別に伸びた曲なのですから、
何かしらで紹介されたり、演奏されていてもいいように思います。
ただ、やはり上記3曲では分が悪すぎるとしか言いようがありません。
少々残念な気持ちになるヒット曲です。