May'n - Scarlet Ballet[緋弾のアリア TV-OP][2011]
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2011年5月11日発売。4枚目のシングル。
最高位11位 登場週数10週
[Chase the World][アクセル・ワールド TV-OP1][2012]と双璧をなす
浅倉大介2010年代の名作中の名作
前回の[藤井隆 - ナンダカンダ][2000]から、
2000年代を一気にすっ飛ばして、2011年に来ました。
2000年代はT.M.Revolutionとaccessと
自身が強く根付いているユニットでの活動が中心で、
外部の提供、プロデュースを見かけませんでした。
[提供はしていた可能性はありますが、 私の視野には入りませんでした]
T.M.Revolutionとaccessで大いに姿を見る浅倉大介を
まったく別方向から見ることになりました。それがMay'nです。
T.M.Revolutionとaccessはソニーです。
そして、May'nはビクター。
提供先が違うレーベルでも何の不思議もないのですが、
2000年代の浅倉大介を見ていたことで、
全く違うレーベルの歌手への提供が特別な事のように映りました。
そして、突然飛んできた浅倉大介のボールを受け取れたのは
当然ですが[アニメソングだから]なのです。
アニメソングと浅倉大介の相性が非常に良いのは
[T.M.Revolutionの21世紀のヒット曲の数々]からわかります。
そのアニメソングと浅倉大介の相性の良さを
男性ヴォーカル[西川貴教・貴水博之]以外で
改めて知らしめることになったといえます。
浅倉大介は2010年代に入って、
他にユニットやグループへの提供曲で
アニメソングを送り出しているのですが、
曲の意味合いがまるで違います。
この[Scarlet ballet]は[緋弾のアリア]以外ありえませんし、
ここまでアニメとぴったり重ねてくる曲も、
これまでの浅倉大介の曲でもなかったと思います。
2011年、[May'n]というアニメ界隈では1級でも、
外の出れば誰それ?という歌手から、
浅倉大介の曲の質だけで言えば代表曲が生まれてくる。
同じ方向の曲の浅倉大介ですが、
年代を追うごとに成熟していく様子も見受けられ、
以降の浅倉大介とアニメソングの絡みが楽しみでなりません。
残念ながらMay'nには2曲のみのプロデュースとなっています。
わがままを言うなら、もう暫くはMay'n×浅倉大介を聴きたかったなあ。
それは、May'nのヒットの1・2を浅倉大介が占めていることにより、
多くのアニメファンが思っていることに違いないと考えることが出来ます。
今からでも、May'nのプロデュース曲を出してくれませんかねえ。