TWO-MIX - TRUTH-A Great Derective Of Love[名探偵コナン TV-OP5][1998]
1998年11月26日発売。最高位3位。登場週数13週。
1999年度年間98位。[初動記録6.6万枚・累計売上22万枚]
TWO-MIXというユニットというと、[新機動戦士ガンダムW]の主題歌
[JUST COMMINICATION][RHYTHM EMOTION]と
デビューから2連続を発表し、30万枚クラスの大ヒットを出し、
アニメファンのみならず、J-POPファンにも名前を知られるユニットになりました。
[RHYTHM EMOTION]の累計売上約35万枚は、
歴代ガンダム主題歌の最高売上記録となっています。
CDバブル全盛期とは言え、
この売上は、アニメ界隈の人間のみでは不可能な数値だったことは
この時代においても、言うまでもないことでした。
それだけに、私は、1995~1996年次において、
あまりのことに、驚くばかりだったのです。
前置きはそれくらいにして。
この曲は、TWO-MIXがキングレコードからワーナーへ移籍して
初めて出たシングルです。
私は、移籍第1弾に、名探偵コナンがワンチャンあると思っていました。
普通であれば、この時代にはコナンの主題歌は
ビーイングが占めるようになっており、
他のレコード会社が入る余地などありませんでした。
しかし、TWO-MIXだけは、話が違いました。
なぜなら、名探偵コナンの原作に、実名で登場しているからです。
名探偵コナンと、TWO-MIXには明確な繋がりがあったのです。
[アニメでも、そのエピソーは放送されています]
そこから、もしかしたら、そのエピソードの絡みで、
TWO-MIXの名探偵コナン起用はあり得る、そう考えていました。
更に、ワーナー移籍第1弾、勝負曲を持ってきたいところです。
なれば、最高の形と思われるのは、名探偵コナンの主題歌。
[謎]のロングランが、当時のコナンの強さを証明するものだったので、
名探偵コナンの主題歌になれば、久々の大ヒットになる。そう確信しました。
結果、私の予想通り、異例中の異例となる
非ビーイングによる、名探偵コナン主題歌[OP]がなされたのです。
年間トップ100入りは、先程あげた[RHYTHM EMOTION]以来
実に11作ぶりになり、TWO-MIXの新たな代表曲となりました。
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ちなみに。
移籍前のTWO-MIXは週間でトップ20に入れるのがやっとなほど弱体化、
更に、キングレコードから疎まれて、追い出される形での移籍で、
TRUTHが出た時の状態は、最悪でした。
まさに、起死回生のヒットと言えます。
[ただ、これが最後の花火となるのですが、また別の話です]
そうそう。おまけということで、
TWO-MIXのヴォーカルは、コナン役の高山みなみでした。
その事を活かした、こんなヴァージョンもあります。
コナンが酷い音痴という設定から、酷い歌唱がなされています。
このヴァージョンは、TWO-MIXのオリジナルアルバムに収録されています。
しかし、まさか、原作者の青山剛昌と高山みなみが結婚するとは、
この曲が出た時は、予想打だしませんでした。いやはや。