1990年代ビーイングの大ヒットを数々生み出し、
業界制覇に大きく貢献した作家陣。
これら、優秀な作家陣あってこそのビーイングでした。
そして、彼らよりも後の時代になってから現れた
この人を忘れてはいけません[小松未歩]
自身も[名探偵コナン]より[謎][願い事ひとつだけ]で
オリコン年間感トップ100ランクインレベルのヒットを出しました。
※代表曲の一つ[氷の上に立つように]は
アルバム直前のシングルだったこともあリ、1ランクセールスが落ちます。
自身のヒットに関してはサウンドメーカー:
古井弘人[GARNET CROW]の果たした役割も非常に大きいです。
このサウンドあっての小松未歩だと思ってますから。
では、小松未歩の提供曲について話していきます。
目立つところは旧来からの[人気が落ちていた]歌手に対して。
彼女の楽曲による回復を見込んでの話でしょう。
初の提供曲であり、[謎]より発売が前です。
当時のFIELD OF VIEWとしては
通常の最高位14位。他には
レーベル移籍後初のシングル[渇いた叫び]があります。
立て続けのシングルが小松未歩の楽曲でした。
そして、これがDEENへの最後の提供曲です。
小松未歩らしさが一番出ていて好きです。
最高位13位とこちらもDEENの平常値です。
新ヴォーカル・ギターを入れ、復活をかけたシングルでした。
最高位4位と活動休止前よりも高い成績を上げ、
好スタートを切ることができました。
小松未歩の提供曲の特徴といえば
[大抵はアニメ主題歌になっている]ことです。
衰退したビーイングの人気のテコ入れのために
アニメタイアップを多く使うようになっていました。
小松未歩は作品に沿った曲を書くのが得意だったのでしょう。
アニメ主題歌の提供を多く任されました。
[上記曲のリンクで、曲を開くことができます]
名曲ばかりでしたが、大ヒットとまでは行きませんでした。
力を失ったグループの回復はそれだけ難しかったのですね。
僕としては小松未歩のインパクトは相当のものでした。
昔から馴染んでいた歌手たちへの提供だったからかも知れませんが
提供曲のすべての曲に衝撃を覚えたものです。
それだけに、もっと多くの提供をしてほしかったのが
正直なところです。
本人の歌唱とは違うインパクトが出たでしょうから。