ポルノグラフィティは、ベスト[RED'S][BLUE'S]以降も、
年間トップ50以上のヒットは出ているものの、
1999~2004までの、イケイケの勢いはなくなっていました。
2006年以降は、年間トップ100ぎりぎりのラインまで
売上を落とすこととなり、存在感が薄らいでいきました。
そのなかで、ポルノグラフィティにとって、
CD売上では、最後のトップ50入りとなったのがこの曲。
ポルノグラフィティ - 今宵、月が見えずとも[BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ MV-ED][2008]
2008年12月10日発売。27枚目のシングル。
最高位2位。登場週数15週。
ハネウマライダー以来の登場週数15週突破にして、
最後に登場週数15週を記録した曲です。
そして、ハネウマライダー以来の年間トップ50入り、
[オー!リバル!][2015]で、
デジタルシングルチャートトップ30入りするまで、
ヒット曲と呼べるものはなくなります。
[BLEACH]は、テレビシリーズが7年半続き、
主題歌では、多くのヒット曲を送り出しました。
アニメタイアップの効果を語る上で、欠かせない作品です。
ただ、テレにシリーズが人気で、タイアップの効果があっても、
映画となると、話が変わってきます。
映画は、入場料を払わないと見られません。
見た人にしか、タイアップの効果が及ばないのです。
見た人を火付け役として、曲が広がっていくことで
ヒットが生み出されていきます。
テレビアニメに比べて、聴く頻度が少ない分、
楽曲の良さやイメージが付きづらいことを考えると、
[BLEACH]でも、映画でヒットした[今宵、月が見えずとも]は
より楽曲の良さ、強さがあったと言えるでしょう。
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確かに。
かなり、歌詞には皮肉が込められていたり、
情緒的な表現が見られるので、
理解しやすい、感じ取りやすいという面があります。
そして、この時期のポルノグラフィティとはなにか違う、
特殊感があったと、私は感じています。
ポルノグラフィティの楽曲は、一通り耳を通していたので
[今宵、月が見えずとも]を聴いたときの、違和感、感覚の違いが
今でも、改めて聴き直すことで蘇ってきます。
だからこそ。
私は、この曲を[ポルノグラフィティ最後のヒット曲]とし
2010年代以降は、惰性と認識しています。
2010年代にも、ポルノグラフィティには
何曲もアニメタイアップの曲がありますが、
正直、食指が伸びません。