サンボマスター - 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ[電車男 DR-ED][2005]
2005年8月3日発売。5枚目のシングル。
最高位7位。登場週数21週。
2005年度年間76位[約15万枚]
電車男という、個性の塊のドラマの主題歌になったことで、
サンボマスターは、最大のヒット曲を手に入れ、
サンボマスターの名前は、この曲とともに
後世に残り続けることでしょう。
さて、この曲が発売される前に2枚目のアルバム
[サンボマスターは君に語りかける]が発表されています。
このアルバムは、2005年1月19日発売で
少し間の投稿で取り上げた[青春狂騒曲]が収録されています。
この[サンボマスターは君に語りかける]は
最高位5位、登場週数38週を記録しており、
2005年度年間76位[約18万枚]になっています。
[ランキングにて、他の作品を見て推測]
[世界はそれを愛と呼ぶんだぜ]の前段階で、
サンボマスターは、ロックバンドとしての評価を得ており、
あとは、代表曲の獲得を待つばかり、
という状態だったということです。
サンボマスターの名前が音楽ファンから一般大衆へと広がり、
曲を聴く機会になったのが
[世界はそれを愛と呼ぶんだぜ]となった、ということです。
ただ、残念なのが、アルバムセールスのピークが
[サンボマスターは君に語りかける]になっており、
[世界はそれを愛と呼ぶんだぜ]収録のアルバム
[僕と君の全てをロックンロールと呼べ]では、
最高位8位、登場週数10週と伸び悩みます。
この[僕と君の全てをロックンロールと呼べ]の不発から
ブレーキが掛かり始め、サンボマスターは
2000年代のうちには、ヒットシーンから消えていきます。
とは言え。
サンボマスターの余りある個性の強さは、
ガッチリとファンの心をつかむには十分で、
以降発表されるアルバムでは、
ほぼ一定ラインの売上を守っています。
アルバムを発表するスパンも、
1~2年に1枚ペースになっていて、
決して、ファンを待たせない生産力も素晴らしいです。
[青春狂騒曲]の時にも書きましたが、
今年になって、音楽番組の出演もあり、
メディアに登場して、相変わらずの暴れ振りを見せていたのには
流石サンボマスター、流石山口隆というしかありません。
個人的には、エレファントカシマシの宮本浩次並に、
弾けたキャラクターが期待できる人だと思っています。
今後も、音楽番組の出演で、
今でも音楽を全力でやっている姿を見せつけてほしい所。
そして、やっぱり[青春狂騒曲]もやってほしい。