2015年のヒットを考えたときに、
どうしても外せない作品が冬のクールにいきなり登場していたな。
ひとつは「アイドルマスターシンデレラガールズ」
冬と夏の分割2クール放送。
アイマス人気が最高潮に達していたころの放送だったこともあって、
アイマスファンのみならず、数多くのアニメファンを虜にし、
使用曲は一般的にもヒット曲とされたものが多かった。
さて。もうひとつ、2015年冬クールを彩った主題歌は
「海色」「吹雪」[艦隊これくしょん-艦これ]の2曲。
こちらも、ブラウザゲームの大ヒットにより
非常に高い期待値を得たうえでのアニメ化だった。
その高さは主題歌の売り上げに直に表れてた。
[海色]が5位、[吹雪]が6位記録している。
初動売り上げでも3万枚を超えてくるなど、
2010年代全体でもまれにみる大きな数字になった。
そのロングランの具合にも目を見張るし、文句なしの成績。
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作品の世界観をうまく使えば、大作ができたものが
作画の脆弱さ、シナリオの稚拙、重要キャラを序盤で殺すなど
いろいろなダメぶりを発揮し、2015年でも指折りの駄作とされ
艦隊これくしょん-艦これ-の名に見事な泥を塗ってしまった。
ブラウザゲーム自体には、そこまでダメージはいかず
手堅くファンを確保することはできているものの、
もう、アニメ作品としての期待はなくなってしまった。
翌年には劇場版が公開され、多少は恥を雪いだようだが
名誉回復にまでは至らなかったようだ。
本当に勿体ない。いい材料を無駄にしてしまった。
アニメを制作したスタッフは罪深い。
せめて主題歌の2曲は名曲として残って欲しいもの。
この楽曲通りの世界が作れさえすれば
名作中の名作になったというのに。。惜しい、あまりに惜しい。
主題歌のヒットという話であれば、
2015年以降の作品においては、決して外すことの出来ない曲なのは確か。
成績が他とはまるで違った。これは何度も強調したい。