曲名を見ただけで、色々と思い出しましたよ。
いまでもライブで演奏するんですね。
ミスチルの初期のアルバム[Kind of Love]
ラブソングの題名とも言える[抱きしめたい]を始めとして
珠玉のラブソングが収められたこのアルバムは
[ミリオンセラーを達成したアルバムで
最も最高位順位が低い[13位]という面白い記録を持っています。
それだけ驚異のロングランを遂げたということです。
記録だけを語っても、名作の説明になります]
このアルバムの中でも
ひときわ、恋愛の青さや純粋さが現れています。
原曲自体がアコースティックギター中心なので
カバーとなると、かなり被ってきます。
どうやって差異をつけるのか。難しいですよ。
思ったことは
[素直に歌っているんだな]です。
原曲[桜井さんの歌いかた]の影響が少なく、
ヒロくんがヒロくんらしく歌っている姿をみるのです。
カバーの二面性。[原曲への思い]と[独自性]
二律背反となる要素をバランス良く絡めることで
作品として、洗練され、仕上がっていきます。
この曲で言えば
[ヒロくんなりの解釈で、自分の気持ちで歌っている]
カバーの要素をしっかりと押さえられているように思います。
原曲と比べるとかなり異なる印象を受けます。
よって、原曲を基本に考える人には
[少々理解するのが難しい出来]かもしれません。
しかしながら。むしろ、そこがいい。
また違う方面のカバーの方法を見ました。
まだまだカバーのベクトルを隠し持っていそうです。
他のカバーを聴くのがさらに楽しみになりました。